あらすじ
ShowNetにはケーブルショップと呼ばれるケーブルなどの品出しをおこなう空間があり、そこを管理する店長は今日もつぶやくのでした。
ホットステージ編:
イントロ:
ホットステージが始まると、ケーブルショップと呼ばれるメタル/光ケーブル類の管理と品出しを行う場所を開店します。ショップといっても有料で貸出しているわけではありません。すべて無料で貸し出します(太っ腹!)。NOC始め、コントリビュータの方々がスムースに作業できるようにひたすらサポートします。作業内容としては、メタル/光ケーブル類の品出しと管理、ラック用ネジの品だし、光ケーブルのキャップ類の整理と回収、クリーナやケーブルテスタ類の貸出などをおこないます。
Day0
今日からホットステージだ。とりあえず品出しと光ファイバの員数チェック、あとはテスタやクリーナを用意して、そうそう、ネジ類も忘れずに用意しなければ。あーあ品出しは、重労働だし、一年ぶりに出す段ボール箱はほこりだらけで汚れるのでいつものエプロンをしてと。あ、軍手を忘れてしまった。とほほ。
Day1:
おはようございます。準備はいいかな?光ファイバよし、Life 用のUTP ケーブルよし、品出しの準備は完璧だ。どーんと来いだ。さっそくお客様だ。えー!ラック用のケージナットと取り付け用の金具だって。しまった、どこにあったかな?しょっぱなからこれでは先が思いやられるぞ!えーと次のお客様は、Life用のUTPですか。どうぞどうぞお持ちください。
Day2:
品出しも順調だな。お客様も満足されているようだし。あれ、マネージメント用の黒色UTPが足りなくなってきているぞ。まだストックはあったかな?光ファイバの在庫状況はどうかな。まだ大丈夫のようだ。使い切った光ファイバ端面クリーナのカセットを入れ替えてと。いらっしゃいませ。え、養生用のテープとサインペンですか。すいません。それらは運営事務局管理なのですよ。申し訳ございません。
Day3:
開店3日目です。あーあ、テーブルの周りがとんでもないことになっているぞ。昨日も夜中に小人さんたちがいたずらしていったんだな注。作業は進むので非常に助かるのだが、この惨状はどうもね...。さて早く片付けを済ませて、お客様を迎える準備をしなければ。
小人さん作業の方々 (あれば)
注:ShowNetでは、何か問題があったとしても、夜中にひたすら作業をして直してくれるというありがたい方々のことを、物語りに置き換えて小人さん作業といっています。
Day4:
4日目ともなると、出し入れも安定してきて、少し余裕が生まれます。さて、ラックネジとケージナットの整理でもするかな。そうそう、出展社向けの2芯の光ケーブルのロス試験もしなくてはいけないな。今年度に使用するケーブルを出してもらうよう、お願いしなくては。そうそう、ケーブルテスタを用意して試験の準備もしなくてはいけないな。あ、これらの光ケーブルは、汚れが付きやすいので端面清掃用クリーナも忘れずに用意しなくては。
Day5:
さて、光ケーブルのロス試験をしなければ。えーと、今年は全部でマルチファイバーが10樽とシングファイバ10樽の合計20樽だな。以前は、メッセンジャ・ワイヤで空中配線していたころに比べると少なくなって大助かりだ。さて、ロス試験をしよう。まずはコネクタを保護している緩衝剤を取り外して...。あれえ!ガムテープがファイバの端面にくっついている。これじゃ端面の状態は。想像したくない。アルコールと不織紙でしっかりクリーニングしないといけないな。よし、これでOK。さてロス試験をして、うん問題ないようだ。
Day6:
このころになると、いよいよ光ファイバのケーブルが枯渇してきます。やばいやばい!皆さーん、工夫して使ってください。後から使うからと確保している光ケーブルはありませんか。どこかに忘れて一人ぼっちで泣いているケーブルはありませんか。あ、貴重なLC-SC ケーブルが戻ってきた。ほんとにもう!ああ神様、なるべく光ケーブルのリクエストがきませんように。
Day7:
事務局が購入した光ケーブルが届けられました。また某大学様からお借りすることができました。これでほっと一安心。毎年毎年、綱渡りの運用、何とかならないかな。どこか無料て提供していただける慈悲愛に満ちた光ケーブル・メーカー様はいませんか?いらっしゃいましたらInterop事務局までご一報ください。
Day8:
ホットステージ最終日です。今日は一旦ショップを閉めて、明日から場所を移しての開店です。そのための撤収作業です。ラックに搭載されている品物以外は、いったん回収して段ボール箱に入れる作業です。Lifeで使用していたケーブルが、これでもかというくらい戻ってきます。お客様は大変行儀がよく、ちゃんとUTPケーブルを巻いて返却してくれます。ありがとうございます。これらを箱詰めして移動先のシールを貼って、指定の場所に集めて、完了です。お疲れ様でした。明日からも心機一転頑張ろう!
これらは、これまでの過去に体験した中で、リアリティに基づいた出来事から構成されています。
最後は、会期中から撤収作業に至るまでのつぶやきです。