Interop Tokyo運営事務局です。

昨年初めて開催され、応募各チームによる熱い戦いが繰り広げられた「オープンルータ・コンペティション」。いよいよ2013年の応募は3月末が締切となっています。


ここでは、昨年、スポンサー賞として用意された賞金をめぐって戦った、参加各チームの姿を振り返りつつ、次世代を担うエンジニアたちが、次にどんなネットワークのゲンバをつくるのかを考えてみたいと思います。


 「オープンルータ」とはそもそもなんなのか・・・募集概要に記載がある「課題」はというと・・

課題:ソフトウェア、ハードウェアに関わらずOpenRouterを改良、
または創造し、その成果を発表すること。

この一言のみです。

これをどう解釈するのか。参考までに 昨年の初開催ではこれをどう解釈して、どういう応募があったか振り返ってみます。

総勢10チームの多種多様な精鋭チームからの応募がありました。

たとえば「お昼ご飯を三回ぬくと買える金額で実現する OpenFlow ネットワーク」「市販のGigabit port つきFPGAボードで1,488,095経路探索/秒」などなど。。

オープンルータと一言いってもその技術は幅広いのですね。



これらの応募チームは2012年6月、ShowNetのHotStage会場で行われた技術審査会に集結しました。そこに待ち構えていたのは・・・・・

 IXIAさん Spirentさんの本気ネットワークテスタです。



と参加チームの周りをうろうろし始めます。。
オープンルータコンペティション参加チームにとって最強の相手です。 昨年の参加チームでは、限界に挑んだチームは性能テストで160Gbpsまでテストしたそうです。 

このように、もちろん参加内容によってですが、ShowNetにも接続して本格的なテストをする機会も得られるかもしれません。

ご覧いただいたように、2000円の無線ルータで自作~160Gbpsで本気テスタと戦う本格派まで(?)、多様な応募をお待ちしています。
なにより、応募すれば「オープンルータを作る人たち」が一か所にあつまることの「濃さ」も感じていただけることと思います。


今回は昨年オンオープンルータコンペティションの参加者の奮闘の一部をご紹介して振り返ってみました。

いよいよ2013年の応募は3月31日(日)までです。われこそは!というチームの参加をORC実行委員、事務局一同お待ちしています!


オープンルータコンペティション