北海道ニュートピアデータセンター研究（HNDC）は2020年の発足以来インターネットの構造、データセンターの立地という視点からビジネス、生活、そして国際連携を再設計するという理念で研究活動を続けています。現在、国内のデータセンターは首都圏に集中し、ネットワークやインターネットエクスチェンジ、国際光海底ケーブルも特定エリアに集中していますが、情報インフラの強靭性や経済安全保障の観点で最適な形とは言えません。加えてカーボンニュートラル社会への移行も必要です。私たちは北海道の地政学的ポジション、再生可能エネルギー資源を生かして、理想のネットワーク化社会と2050カーボンニュートラル社会を実現することを目指して提言していきます。