AI導入による新たなリスクとセキュリティ対応
〜セキュリティエンジニアに求められる新たなスキル〜

生成AIをはじめとするAI活用が急速に進む中、社会は変革期を迎えています。今やほとんどの業界・業種がAIと無関係ではなくなってきており、AI活用の広がりの裏で、そこに潜むリスクも広く認識され、セキュリティ・倫理・品質などの「AIリスク」を適切に管理できるか問われる事となっています。 そうした中、セキュリティエンジニアは、これまでのサイバーセキュリティに加え、AI/MLの基礎的知識、プログラミング知識、AI導入に対するリスクの理解、法規制とコンプライアンスの知識等が求められてきています。 これまで、AIをセキュリティに活用する話は多くされてきていますが、このセッションでは、AI導入によってもたらされるリスクのいくつかの具体例を示すとともに、それらのリスクを軽減・排除するにはどうすれば良いのかを議論します。 また、これまで企業等でサイバーセキュリティを担ってきたセキュリティエンジニアには新たにどんな役割、スキルが必要となっていくのかも議論します。
<要旨>

●AI導入によってもたらされるリスクのいくつかの具体例 ●AIリスクを軽減・排除する手法の例 ●AI導入によるセキュリティエンジニアに求められる役割・スキルの議論

  • AI/生成AI
  • セキュリティ
  • 人材育成
Speaker

慶應義塾大学

名誉教授

中村 修

                         

Speaker

シスコシステムズ(同)

Robust Intelligence,
Business Development Manager

平田 泰一

                         

Speaker

東京海上ホールディングス(株)

IT企画部
マネージャー
AIデータ戦略担当

粟津 敏典

2000年 東京海上日動システムズ入社 2006年 Tokio Marine Management (米国・ニューヨーク駐在) 2008年 東京海上日動中国有限公司(中国・上海駐在)ITプロジェクトマネージャー 2013年 First Insurance Company of Hawaii(米国・ホノルル駐在) エンタープライズアーキテクト 2017年 TMNAS(米国・フィラデルフィア駐在) プリンシパル・エンタープライズアーキテクト 2020年 東京海上日動システムズ・デジタルイノベーション本部 担当部長 2022年 東京海上日動システムズ・デジタルイノベーション本部 シニアITアーキテクト(兼務 現職) 2024年 東京海上ホールディングス・IT企画部 マネージャー AIデータ戦略担当(現職)

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