ワット・ビット連携(4):ワット・ビット連携を実現する電力システムのインターネット化
〜発電×通信で加速する脱炭素革命〜

本セッションでは、再エネ拡大に向けた電力インフラ整備が10年以上を要する一方、1〜2年で強化できる通信網を活用してエネルギー制御を最適化する「ワット・ビット連携」の全体像を解説します。電力企業が語る大規模系統の課題・投資計画、エネルギー流通ビジネスを展開している企業が進めるVPP(仮想発電所)や分散型エネルギー管理、通信事業者が提案する通信×クラウド連携の先端事例を通じ、電力システムのインターネット化とセキュリティ面での課題、実現に向けたロードマップを多角的に議論。10年先を見据えた送配電網強化と、短期で整備可能な通信インフラを比較しながら、VPPやP2Pエネルギー取引の具体例も交えつつ、電力×通信がもたらす新たなビジネス機会と再エネ普及の加速シナリオについて解説します。
<要旨>

●ワット・ビット連携の基礎解説 ●電力網整備の現状と課題 ●エネルギー流通ビジネスの展望 ●通信インフラが拓く新たな制御モデル

  • ネットワーク
  • ワット・ビット連携
Speaker

さくらインターネット(株)

代表取締役社長

田中 邦裕

1996年、舞鶴高専在学中にさくらインターネットを創業。 2005年に27歳で上場し、現在はプライム市場。 自らの起業経験を生かし、スタートアップのメンターやエンジェル出資を行うほか、IPA未踏のプロジェクトマネジャーとして若手起業家や学生エンジニアの指導にも携わる。社長業の傍ら、数社の社外取締役を務めるほか、ソフトウェア協会(SAJ)会長や日本データセンター協会(JDCC)理事長、日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)副会長、AI戦略会議構成員、関西経済同友会常任幹事などとして幅広い分野で業界発展にも尽力。

Speaker

NTTアノードエナジー(株)

沖本 忠久

                         

Speaker

調整中

                         

Chair

(大)北海道国立大学機構 理事・CIO /

(株)三菱総合研究所 顧問

中村 秀治

1961年北海道生まれ。1985年北海道大学大学院環境科学研究科修了、(株)三菱総合研究所入社。 2003年IPv6事業開発部長、2011年情報通信政策研究本部長、2018年執行役員。 2021年三菱総研DCS(株)常務執行役員。 2022年(大)北海道国立大学機構理事(現任)、2023年(株)三菱総合研究所顧問(現任)、(株)アイネス執行役員(現任)

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