最新事例に学ぶSRv6(Segment Routing IPv6)の現在地

Segment Routing IPv6 (SRv6) は多くの商用ベンダ製品やOSSでサポートされており、すでにコアネットワークやデータセンターネットワークなどの商用環境で利用されています。 このセッションでは、SRv6の概要をおさらいし、各スピーカーよりInterop ShowNetにおける実装内容、商用ネットワークにおける導入事例について、将来検討としてどのようなことが考えられるかを共有します。 改めてSRv6を導入する利点や現状課題を理解することで、今後のネットワーク設計の拡張や将来検討の知見となることを期待しています。
<要旨>

●SRv6概要説明 ●Interop ShowNet 導入内容の紹介 ●ソフトバンクの導入事例の紹介 ●トヨタ自動車のフィールド試験の紹介

  • ネットワーク
  • Segment Routing
  • ShowNet
Speaker

シスコシステムズ(同)
Solutions Engineer /

Interop Tokyo ShowNet NOCチームメンバー

鎌田 徹平

2009年Cisco Systems合同会社入社 通信事業者向けのプリセールスSEとして、Segment Routingをはじめとする新技術の導入に従事 2016年よりInterop Tokyo ShowNet NOCチームメンバーに参加 L2L3担当としてShowNetの構築に貢献

Speaker

ソフトバンク(株)

モバイル&ネットワーク本部
ネットワークイノベーション統括部
エリアネットワーク部
エリアネットワーク課
課長

白川 涼

2009年ソフトバンク入社。 IPネットワーク運用、バックボーンネットワーク設計開発業務を経て、2023年4月よりメトロネットワーク設計開発部門のマネージャーを担当。SRv6をベースとする最先端技術を用いて、ネットワークの環境負荷低減・シンプル化・高度化の実現に取り組む。

Speaker

トヨタ自動車(株)

InfoTech

奥澤 智子

2022年よりトヨタ自動車株式会社でシニアエンジニアとして勤務。 コンテンツプロバイダーでのネットワークアーキテクト経験を生かし、コネクテッドカーから発生するデータの収集・蓄積・分析を行う情報基盤の研究開発に従事。

Speaker

ソフトバンク(株)

モバイル&ネットワーク本部
インターネットサービス部
部長

渡邊 孝也

2014年ソフトバンクモバイル株式会社(現、ソフトバンク株式会社)入社、インターネットPeering業務やWiFiコアネットワーク設計導入を経て、モバイルバックホール、基幹WDMの設計導入に従事 2024年より現部署にて、ソフトバンクのインターネットに関わるネットワークの企画、設計を担当

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