デジタル庁 ガバメントソリューションサービスが目指す政府の共通情報基盤

デジタル庁はマイナンバーをはじめとする様々な政府情報システム及びそのDXを担っている。これら情報システムには、従来各組織が個別に整備を行っていたネットワーク、認証、セキュリティ、コミュニケーションなど、省庁に関わらず共通に使用する所謂基盤となる情報システムが含まれる。各組織が個別に整備していた、これら基盤となる情報システムを一元的に担っている組織が「ガバメント ソリューション サービス(GSS)」である。 本セッションでは、デジタル庁GSSが整備するネットワーク、認証、セキュリティ等基盤の思想、背景、そしてゼロトラストをどのように解釈しているのか、働き方がどのように変わったのか、企業が情報システム基盤を整備する際のポイント、情報セキュリティ及びサイバーセキュリティ上考慮すべき事項を網羅的に紹介する。
<要旨>

●ガバメント ソリューション サービス(GSS) ●企業が情報システム基盤を整備する際のポイント ●情報セキュリティ及びサイバーセキュリティ上考慮すべき事項

  • ネットワーク
  • セキュリティ
Speaker

デジタル庁
ネットワークエンジニア /

東京大学大学院
情報理工学系研究科
情報理工学教育研究センター
教授

関谷 勇司

                         

Speaker

デジタル庁

プロジェクトマネージャー

根崎 耕一

デジタル庁にてGSS(ガバメントソリューションサービス)の企画設計に従事しています。 デジタル庁に入庁前は、日本マイクロソフト株式会社にて官公庁向け業務に従事し、特に職員むけのITインフラの整備による働き方改革の推進をメインテーマとして長年提案や導入に携わってきました。 企画検討段階から実際の運用まで、私自身が経験してきた課題対応を土台に、国のDX推進に寄与したいと思っております。 2023年4月 デジタル庁 プロジェクトマネージャー(現任) 2024年4月 名古屋市CIO補佐監・情報化推進参与(兼務・現任)

Speaker

デジタル庁

河野 圭

                         

Chair

日本マイクロソフト(株)

業務執行役員
ナショナルテクノロジーオフィサー

田丸 健三郎

1992年マイクロソフト入社。 米国 Microsoft Corporation(Redmond)にて、主にメッセージングシステム、ディレクトリサービス、及びグローバル分散処理システムの研究開発を担当。 機械学習によるルーティングの最適化、コミュニケーションデータ(自然言語)の分析、モデル化に従事。 その後、アジア地域におけるサーバーアプリケーション製品群の研究開発グループ統括責任者を務めた後、 2009年10月より業務執行役員 ナショナルテクノロジーオフィサーに就任後は、エンタープライズ、 クラウドアーキテクチャ、ドキュメントフォーマット、文字コードなどの標準化および機械翻訳などに携わり、2021年9月からはデジタル庁 プリンシパル ソリューション アーキテクトを兼務。     

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