Wi-Fi 2025で「できること」と「できないこと」

2025年に入り、エンタープライズ環境においても、Wi-Fi 7/6Eの普及価格帯のAPも登場するようになり、エンタープライズ環境での展開も進みつつある状況です。本セッションでは、以下のテーマに沿って、キャッチアップしておきたい概況や技術を解説します。 1. Wi-Fi 7/6Eおよび11bn (Wi-Fi 8)の技術解説 2. 7を導入するにあたっての現実的な費用対効果の実例 3. 各社エンタープライズ製品におけるネットワーク認証及び認可の機能性とゼロトラストネットワークへの応用 そして、本セッションの目標は、この1年に起きたWi-Fiの今を技術解説とともに共有することを通して、聴講される皆様が、技術知識のキャッチアップのみならず、今後のネットワーク設計や運用、投資計画の立案をイメージできることとします。
<要旨>

●Wi-Fi 6E/7及び、次期Wi-Fi 8と呼ばれる11bnの技術解説 ●Wi-Fi 7環境導入に学ぶ、端末及びアクセスポイント製品の動向 ●エンタープライズ環境におけるWi-Fi導入例、通信制御の事例とそのゼロトラストネットワーク環境における応用例

  • ネットワーク
  • Wi-Fi
Speaker

(共)自然科学研究機構国立天文台

情報セキュリティ室
次長

大江 将史

昭50年生まれ、平15 奈良先端大情報科学研究科博士課程了(工学博士) 同年、文科省国立天文台天文学データ解析計算センター助手 現、自然科学研究機構国立天文台天文データセンタ講師 平成31年4月 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授(現任) 令和2年2月 内閣官房 政府CIO補佐官 (~令和3年8月) 令和3年9月 デジタル庁 シニアネットワークエンジニア (現任) 情報ネットワーク及び情報セキュリティに関する広範な設計、構築、運用に従事し、有線・無線伝送レイヤーからアプリケーションレイヤーまで広範な構築経験を有し、地の果てで、一人で何でもできることを目指す。 現在、国立天文台における情報システムの企画運用を行いつつ、デジタル庁での政府情報ネットワークの構築や運用などに従事する。

閉じる