K2-05

7.25(金) 15:30-16:15 | Room2-3

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基調講演

AIが加速する OTサイバーセキュリティ

サイバーセキュリティ対策は、オフィスワークを中心としたITから、全産業のインフラを構成するOTに、DXとAIを梃子に急拡大している。従来のAS IS型のDXから、AIの存在と利用を前提にしたTO BE型のDXへの挑戦が特に半導体やバイオなどの先端産業から始まっている。 これまでの、Stove&Pipeと呼ばれる垂直統合型OTシステムは、Platfform型の水平分散型へと進化しつつある。さらに、企業内に閉じていたシステム連携/データ連携は、企業間で構成されるサプライチェーンネットワークへと急拡大されており、サイバーセキュリティ対策は、企業内のみならず企業間でも必須の重要施策としての認識が高まっている。 本講演では、国内外でのOTサイバーセキュリティ対策・施策の現状を議論する。
  • セーフティ&セキュリティ
Speaker

東京大学

情報理工学系研究科
教授

江崎 浩

1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程 了。 (株)東芝 入社。 1990年より2年間 米国ニュージャージ州 ベルコア社、1994年より2年間 米国ニューヨーク市 コロンビア大学にて客員研究員。 1998年東京大学 大型計算機センター助教授、2001年東京大学 情報理工学系研究科 助教授。2005年より現職(東京大学 情報理工学系研究科 教授) WIDEプロジェクト代表。 MPLS-JAPAN代表、JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)理事長、東大グリーンICTプロジェクト代表、日本データセンター協会 副理事長/運営委員会委員長、IPTVフォーラム理事長、JNSA(日本ネットワークセキュリティー協会)理事長、CSAJ(日本クラウドセキュリティー協会)会長。 工学博士(東京大学)。

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