HU1-02

7.24(木) 13:00-14:30 | Room1

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ヒートアップセッション

アイデアが動き出す!目指すべき“価値”の描き方と実現法
~ “想い”をシステムに変える。複雑な時代にゴールを可視化する思考と仕掛けとは? ~

DXや新規ビジネス創造などを推進するとき「アイデアはある。でも、次の一歩が踏み出せない…」そんな壁にぶつかった経験はありませんか? 実はその原因、多くの場合“ゴールの不在”です。本セッションでは、アイデアを実現可能なプロジェクトへと育ててきた実践者たちが、自らの体験をもとに「価値を起点としたゴール設定」の重要性を語ります。 先が見えにくい、変化が激しい、そんな“正解のない時代”、ITが対応する領域が広くなり、複雑さも格段に大きくなっています。だからこそ、私たちには「価値あるゴール」による目指すべき姿の明確化が必要です。 曖昧なニーズの捉え方、価値をいかにデザインするか、具体的な業務への紐づけ、社内外の共感の集め方、動かすための工夫など、すぐに使えるエッセンスが満載。アイデアを止めずに“動かす”ためのヒントが、きっと見つかります!
  • アジャイル & DevOps
Panelist

(株)プレップ・テクノロジーズ
代表取締役 /

(有)ケイプラス・ソリューションズ
CEO

田中 康

博士(工学)。ソフトウェアプロセス研究に従事。 ソニー株式会社在籍中にSoC(System-on-a-chip)のコンカレント開発プロセスを再設計する中で考案したプロセスモデリング手法「PReP(プレップ)モデル」をベースに、ソフトウェア工学の研究と実践・展開の両輪を回すべく、奈良先端科学技術大学院大学に在籍しつつ起業。業務プロセスモデルからシステム要件を自動的に導出できるPRePモデルの特徴を活かして、業務プロセス改善とシステム要件定義までの支援を行っている。 【主な著書】 ・『PReP MODEL -現実世界をデザインする - PRePモデルによる業務レベル設計』 ・ウェレス ジェイ ホップ著『サプライチェーンサイエンス』(翻訳参加)

Panelist

(株)ななイロ

代表取締役

島林 大祐

実績あるデザイン思考による日常的にできる魅力品質の高いアイデア発想 富士通株式会社で30年間勤務、開発イノベーターとして世の中を変えるアイデアや商品、サービスを生み出してきました。アジャイルジャパン富士通サテライトの責任者も兼務しておりました。デザイン思考との出会いは2008年、東証arroowheadシステムのエンジンPrimesoftserverの開発で、世界最高速、最高安全、ネバーストップという並外れた業務継続性を実現するフルスクラッチでのゼロイチ開発の時でした。 デザイン思考は半世紀以上前にスタンフォード大学で生まれシリコンバレーを中心に全米から世界に発信されてきましたが、日常的にイノベーションを起こすために毎日使えるようにしてきた職場はあまり見たことがありません。17年前から東証arrowheadでのPrimesoftserverをはじめとするフルスクラッチの開発では、数々の新技術が生まれました。その後も多くの会社や自治体、学校などで学んでいただき、毎日1時間弱でプロタイプ作成が可能なデザイン思考をお伝えしてきました。 そこにKANOモデルでの魅力品質を向上させる唯一無二の成功モデルを保持し、職場のメンバー、もしくは仕事と関係していない人達と共にアイデア発想を行い、プロトを蓄積し、無から有を。社会課題解決に向けた「絵に描いた餅ではない」具体的なアイデアの種を生み出す事をお伝えしております。その種は匠Methodとも相性が良い「入力」となります。今回は長年成果を出し続けている経験やチームビルディングなどのお話しもできればと思います。  

Panelist

(株)匠BusinessPlace
代表取締役会長 /

(株)大阪エヌデーエス
フェロー

萩本 順三

経理マンから27歳で転職、新米エンジニアとしてIT業界に飛び込む。独学でソフトウェア工学を学び、作業に活かしているうちに自分でも開発手法が作れるのでないか?という考えに行きつき、1995年よりオブジェクト指向方法論Dropを生み出し、IT業界に広く展開する。2000年に、株式会社豆蔵を開発仲間と共に設立し、経営者となる。経営経験を活かし、ビジネスシステム開発手法(要求開発手法)の初版を作成した。 2008年に現在の会社を設立し、ビジネスや組織デザインにも活用可能な手法として匠Methodを開発し、継続的に進化させている。 現在は、コンサルティング・研修において匠Methodの活用を企業で指導している。また、未来に向けて、新しい価値観で社会やビジネスを創造できる人材を育てたいという想いから、慶應義塾大学大学院SDM研究科(2014~2018)や、早稲田大学理工学術院(2016~2023)、東大大学院(2023年~現在)の授業で匠Methodによるビジネスデザインを教えている。 ■受賞歴 2022年 IIBA 日本ビジネスアナリシス章 匠Methodを活用したソーシャルデザイン事例等を2019年,2022年の2回、フロリダにて開催されたIIBA主催のBABOKイベントにて講演した内容が評価された。 ■主な著作 「ビジネス価値を創造する匠Method活用法 翔泳社」 「匠Method~新たな価値観でプロジェクトをデザインするために~、アマゾン、萩本順三」 「要求開発の著書「要求開発、日経BP、共著」

Panelist

イワハシ工学(同)

代表

岩橋 正実

複数の企業で民生、宇宙/防衛関係のソフトウェア開発に従事。 その後、三菱電機で組込みシステム製品開発、全社の設計支援/人材開発を推進。 現在は、イワハシ工学合同会社代表としてシステム/ソフトウェア開発の事業者様向けに開発技術支援サービス/人材開発支援サービスを提供。 1998年にシステム/ソフトウェア開発の方法論を提供。主な著書に「リアルタイムシステム実現のための自律オブジェクト指向」があり現在は、ビジネス/システム/ソフトウェアの開発に活用できる開発方法論と組込みソフトウェア開発の定石の講演/出版に向け活動中。 経済産業省 組込みソフトウェア開発力強化委員(スキル、エンジニアリング)、その後IPA SEC 連携委員として組込みソフトウェア業界を支援。現在、ESIP委員、ETロボコン関西・北陸実行委員長。

Moderator

(株)未来戦略室

代表取締役社長

前川 直也

NCS&A株式会社での業務システム開発経験後、PanasonicでAV機器での大規模組込みアジャイル開発を実現させたのち、日新システムズにてアジャイルをベースにした組織改革や、新規ビジネスモデルでのアジャイル開発を実践。コンサルティングでの応用のためにデロイトトーマツコンサルティングにて、新規事業創造・DX推進のためのデザイン思考+アジャイルコンサルを経験。現在、株式会社 未来戦略室を設立し、ソフトウェア開発のアジャイルだけでなく、企業の未来を描き、実践するためのアジャイルをベースにしたビジネス戦略支援を行っている。 アジャイル普及のため、企業や団体、大学でのアジャイルセミナー・ワークショップも継続的に実施している。 EdgeTech+ West カンファレンス委員/アジャイル経営カンファレンス 実行委員 最近の著書として、チームでの未来戦略の描き方 ~はじめてでもできるDX・事業変革プロセス入門~(インプレス)がある。

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