HU1-03

7.24(木) 15:15-16:45 | Room1

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ヒートアップセッション

【大阪発!IoTセキュリティ新潮流】
~産学官連携で実現!JC-STAR認証が築く、安全なIoTエコシステムの新時代~

提供一般財団法人関西情報センター

【共催】一般財団法人関西情報センター いよいよ本格始動を迎えるIoT製品のサイバーセキュリティ認証制度「JC-STAR」。この日本発の新たな取り組みは、わが国のデジタルものづくりの現場をどのように変革するのでしょうか。 本セッションでは、2025年3月にスタートしたJC-STAR制度の核心に迫り、その意義、仕組み、そして今後の展望を徹底解説します。単なる認証ラベルに留まらない、安心・安全なIoT製品選びの新たな指標となるJC-STARが、消費者と製造事業者にどのようなメリットをもたらすのか。制度普及に向けた課題、たとえば消費者への効果的な認知方法、製造業者の負担軽減策、そしてセキュリティ向上と使いやすさの両立といったテーマについて、具体的な解決策や最新動向を交えながら議論を深めます。 JC-STAR制度を追い風に、関西、日本が世界のIoTセキュリティをリードしていくための戦略と可能性を、皆様と一緒に探ります。
  • セーフティ&セキュリティ
Panelist

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ(株)

執行役員
グローバル戦略部
部長

伊藤 公祐

2006年より組込み・製品(IoT)セキュリティのガバナンスに従事。大手電子機器メーカーで製品セキュリティインシデント対応チーム(PSIRT)を立ち上げ、全社ポリシーやSecure SDLC策定、教育プログラム開発を推進。車載器(WP29 UN-R155, ISO/SAE 21434)、ヘルスケア(FDAガイドライン)、ネットワークカメラ(CCDS認証第1号)、無線機(脅威分析)など、多様な製品分野のセキュリティ対応を支援。 IPA「組込みシステムの脅威と対策に関するセキュリティ技術マップ」や「IoTセキュリティガイドラインv1.0」などの策定、ISO/IEC 27400/30149国内検討委員を歴任。2014年にはIoTセキュリティ普及啓発団体(CCDS)を設立し、製品分野別ガイドラインや認証プログラムの企画開発・事業立ち上げを経験。 現在、IPA/経産省 JC-STAR技術審議委員会委員、CCDSファウンダー&フェロー、情報セキュリティ大学院大学客員研究員(2022年IoTセキュリティ品質メトリクスで博士号取得)を務める。共著書に『企業リスクを避ける押さえておくべき IoTセキュリティ』がある。

Panelist

パナソニック ホールディングス(株)

技術部門
製品セキュリティセンター
製品セキュリティグローバル戦略部
部長

中野 学

2006年に横浜国立大学 博士課程 修了(情報学博士) 2006年からは(独)情報処理推進機構においてセキュリティ調査・普及啓発活動に従事 担当は家電・自動車・医療機器等の組込みデバイス、制御システム等 2016年4月にパナソニック(株)(現:パナソニックホールディングス(株))入社 担当は国内外の製品セキュリティ強化に向けた課題解決、方針策定等 Panasonic-PSIRTリーダ 2023年4月からサイバーセキュリティ統括部も兼任しており、工場セキュリティ、社内ペンテスト等も担当

Panelist

(独)情報処理推進機構

セキュリティセンター
技術評価部
部長

神田 雅透

1991年東京工業大学工学部電気電子工学科卒業、1993年同大学院修士課程修了。同年NTT入社。NTT研究所では情報セキュリティ・暗号研究開発に従事し、ブロック暗号「Camellia」の開発を担当。2002年通信・放送機構(現NICT)出向。2009年よりIPAセキュリティセンター非常勤研究員として、CRYPTREC事務局活動及び暗号調査関連業務に従事、暗号移行問題やTLS暗号設定ガイドライン作成、国内外の暗号政策調査等を取り扱う。2020年IPA入構。セキュリティセンター技術評価部の管理者として、暗号政策全般・CRYPTREC事務局を引き続き担当するとともに、セキュリティ製品認証(CC認証、JCMVP認証、IoTラベリング)のマネジメントも担当。2023年より個人情報保護委員会専門委員を兼務。博士(工学)。平成26年度文部科学大臣表彰。

Moderator

神戸大学大学院

名誉教授 / 特命教授

森井 昌克

1989年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程通信工学専攻修了、工学博士。同年、京都工繊大助手、愛媛大助教授を経て、1995年徳島大工学部教授、2005年神戸大学大学院工学研究科教授(~2024年)。近畿大学情報学研究所サイバーセキュリティ部門部門長、客員教授。情報セキュリティ大学院大学客員教授。情報通信工学、特にサイバーセキュリティ、情報理論、暗号理論等の研究、教育に従事。内閣府等各種政府系委員会の座長、委員を歴任。2018年情報化促進貢献個人表彰経済産業大臣賞受賞。 2019年総務省情報通信功績賞受賞。2020年情報セキュリティ文化賞受賞。2024年総務大臣表彰。電子情報通信学会フェロー。

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