A2-06

11.20(木) 16:05-16:50 | 展示会場内 RoomA

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基調講演

製造業を革新する三菱電機AI「Maisart」
― 研究開発から現場実装まで

三菱電機は、「機器・エッジをスマート化し、人と共に進化し続けるAI」を目標に、エッジAIの研究開発と実用化を進めている。近年は、物理空間での信頼性・安全性を重視した独自技術ブランド「Neuro-Physical AI」を打ち出し、サイバーとフィジカルをつなぐフィジカルAIの実現により新たな価値創出に取り組んでいる。本講では、製造業向け言語モデルの研究、FA機器への高信頼エッジAI技術、完成品の外観検査への適用、故障診断、エッジAIの性能保証に向けた研究を紹介する。これらを通じ、Maisartの一機能としての「Neuro-Physical AI」によって実現される、リアルタイム性・信頼性・人協調を備えたエッジAIの進化と、研究から現場実装までの展開を議論する。
Speaker

三菱電機(株)

情報技術総合研究所
AI研究開発センター
センター長

毬山 利貞

東京工業大学にて脳の情報機構に関する研究に従事. 2016 年より三菱電機(株)にて人工知能に関する研究開発に従事。現在、同社AI研究開発センターのセンター長.脳情報科学と機械学習を専門とし、エッジAIやフィジカルAIの研究開発に従事。産業応用を意識したAI技術の社会実装に取り組み、三菱電機のAI「Maisart」の研究開発を主導している。博士(理学)。

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