L3-05

11.21(金) 14:15-14:55 | 展示会場内 RoomL

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スペシャルセッション

Cyclictestを超えて:
​ARM上のPOSIX準拠RTOS向け統合ベンチマークフレームワーク

提供Linaro Limited

cyclictestはスケジューラのレイテンシに焦点を当てていますが、現代のRTOSではより包括的な視点が求められます。本講演では、ARM上のあらゆるPOSIX準拠RTOSを対象とした、新しい統合ベンチマークフレームワークを紹介します。cyclictestの枠を超え、ISR、タスクプリエンプション、IPC、マルチコアロック競合といった重要なE2Eシステムレイテンシを測定します。高解像度で低オーバーヘッドのタイマーを使用し、ハードウェアパフォーマンスカウンターを収集することで、このフレームワークはRTOSシステムの予測可能性を包括的に把握できます。
  • IoT
  • オートモーティブ ソフトウエア エキスポ
Speaker

Linaro Ltd.

開発部門ディレクター

Lei Zhou

技術者であり経験豊富なテクニカルリードとして、革新的なテクノロジーとビジネス価値の橋渡しを行い、産業オートメーション、半導体、組み込みIoT、プラットフォームサイバーセキュリティといった幅広い分野で経験を積んできた。 1990年代後半から2000年代初頭にかけて中国のNARI Technologyを退社後、産業用テレメトリーシステムの技術マネージャー兼システムアーキテクトとして初期のキャリアを確立した。 カナダに移住後、QualcommやAMDを含むいくつかの企業で主に低レベルの組み込みシステムソフトウェア開発に従事し、その後サイバーセキュリティの道を模索し始め、BlackBerryで数年間勤務した。その後カナダのサイバーセキュリティスタートアップにファームウェア開発ディレクターとして移り、ブロックチェーンベースのIoTシステムID管理およびオンボーディングソリューションを構築するチームを率いた。 現在、Linaroサービスチームを率いて、パフォーマンス、サイバーセキュリティ、仮想化、LTS(長期サポート)といったARM OSSエコシステムに焦点を当てた、さまざまなテクノロジー分野の顧客にプロフェッショナルサービスを提供している。 学歴:南京理工大学(デジタル信号処理を専門とする電気電子工学修士号)

Speaker

Linaro Ltd.

日本支社
カントリーマネージャー

島田 源

30年以上に渡り、半導体および組込み系IT分野にて主に新規事業の開拓に従事。ゼロからのビジネススタートと拡大を数々行ってきた。 90年代にシリコンバレー現地半導体メーカー(C-Cube Microsystems)に勤務(ビジネスデベロップメント)。 帰国後ATI(現AMD)にてコンスーマエレクトロニクスBU部長、スタートアップ企業カントリーマネージャー、オラクルにてEmbedded BU本部長を経て現職。 修学歴:カリフォルニア大学(コンピュータエンジニアリング)、東京工業大学(現東京科学大学)大学院(博士課程)、早稲田大学大学院ビジネススクール(MBA)。

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