N3-05

11.21(金) 14:15-14:55 | 展示会場内 RoomN

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スペシャルセッション

【モデルベース開発サミット】
[ 1部 ]
開発前に要件を満たす設計空間を可視化。
人の判断力を拡張し、革新的な自動車設計を可能にするAI

[ 2部 ]
AIとモデルベース開発の融合
-設計・検証・生産をつなぐNEORIUMの挑戦-

[ 1部 ] 最先端AIが自動車開発の常識を変革します。車両システムが複雑化する一方、競争力向上のため、革新的な開発だけでなく、開発期間の短縮が求められてます。 多くの設計変数、多くの要件から生み出される多次元・非線形な設計空間は、熟練エンジニアの想像を超えるほど複雑で、経験と勘に基づく設計判断がされ、後工程で要件を満たせず開発が手戻ることは度々起きてしまいます。ノウハウと呼ばれていた製品の素性をAIが明らかにし、超複雑な設計空間を設計段階で可視化してあげることで、エンジニアの設計判断力は圧倒的に拡張。的確な意思決定、最適な設計の発見、開発の手戻り削減に繋げることで、「開発」の概念自体を変革します。 [ 2部 ] AIの活用は、設計から検証、そして生産まで、ものづくりのあらゆる工程に広がりつつあります。 ネオリウム・テクノロジーは、制御設計・モデルベース開発(MBD)・機械学習を統合することで、AIを単なる分析ツールではなく、開発全体を支える“知的基盤”として位置づけています。 設計段階ではAIによる最適設計や探索を支援し、検証段階では異常検知やシミュレーション精度向上を実現、さらに生産段階では、工程条件の自動最適化や品質安定化を支援します。 これらを支えるのが、ネオリウム・テクノロジーが得意とするSimulink、Python、Dymola(Modelica)を連携させたシミュレーション環境です。 物理モデルとAIモデルを融合することで、現場で信頼できるAI活用を可能にし、知見をデータ化し、データを知見化する開発循環を実現します。 本講演では、AIを「設計と知見をつなぐ開発基盤」として活かすための、実例と具体的アプローチをご紹介します。
  • AI駆動開発
  • オートモーティブ ソフトウエア エキスポ
Speaker

Secondmind

日本法人 代表取締役

井上 友宏

1990年商社入社。自動車部品の物流やJ/V経営を担当後、90年代半ばのITバブルと共にキャリアが劇的に方向転換。シリコンバレーで新設したCVC部門で出資と日本の事業開発支援をする中、シリコンバレースタートアップ数社の日本事業の立ち上げに四苦八苦。数多くの失敗を経験したが、スタートアップのリーダー達の強烈な魅力と、夢が感じられる先進技術と、事業が急成長する「ワクワク感」に完全に取り憑かれ、2003年に日本へ帰任後、投資先だった米国スタートアップのNavigation Technologiesへ転職。 その後、2017年自動車サイバーセキュリティのイスラエル企業PraxidityX、そして2020年自動車開発用AIの英国企業Secondmindと、外資系スタートアップ企業の日本事業立ち上げを率いる。 そして現在、AI技術を生かして、わずか15秒の音声から糖尿病や高血圧や心の健康状態を医療機器レベルの精度で診断する、英国のAIヘルスケア企業thymia.aiの日本展開も支援。

Speaker

ネオリウム・テクノロジー(株)

営業部

溝口 伸雄

空調系独立メーカーで自動車向けオートエアコンの開発に従事する中でモデルベース開発に携わり、その後、自動車分野に関わる検証環境やモデリングツールを提供するベンダーの技術営業を経て、現在は、ネオリウム・テクノロジーでは開発支援ソフトウェア(Dymola、FTire)の営業・技術サポートを行いつつ、弊社の強みであるAI・機械学習を含む高効率な制御設計、プラントモデル設計の開発環境をご提案しています。

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