D3-02

11.21(金) 11:15-11:55 | 展示会場内 RoomD

×

テーマ別セミナー

大規模言語モデルSwallowに見る日本の生成AI研究開発動向

大規模言語モデル(LLM)は様々な問いかけに答えてくれるチャットボットから、複雑な推論を要するコーディングやツール活用ができる人工知能へと進化しています。その応用範囲は急速に広がり、組み込みシステムやロボティクスの分野にも及びつつあります。本講演では、東京科学大学と産業技術総合研究所が開発している大規模言語モデルSwallowを紹介しながら、国内の生成AI研究開発の最新動向を概観し、日本独自の取り組みの現状とその課題を整理します。
  • 生成AI
Speaker

東京科学大学

情報理工学院
教授

岡崎 直観

東京科学大学 情報理工学院 教授 2007年東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。東京大学大学院情報理工学系研究科・特任研究員、東北大学大学院情報科学研究科准教授を経て、2017年8月より現職。自然言語処理の研究に従事。言語処理学会理事、日本ディープラーニング協会(JDLA)理事。平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞、第15回船井学術賞、2016年度マイクロソフト情報学研究賞などを受賞。近年は大規模言語モデルSwallowシリーズの開発に携わっている。

閉じる