F3-03

11.21(金) 12:15-12:55 | 展示会場内 RoomF

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テーマ別セミナー

これからのIoTに欠かせない国際標準

提供Trusted Computing Group

PCをはじめとするIT機器のセキュリティを高めるためのオープンな業界標準仕様を策定・普及させている国際非営利団体、TCG(Trusted Computing Group)と、同団体で培われた多くのセキュリティ標準規格の中でも、最も広く普及しているセキュリティモジュールであるTPM(Trusted Platform Module)について、実演を交えて解説します。 セミナーの前半では、TCGの概要と、ISO認定も受けているTPMのセキュリティ技術仕様について、TCG JRF(Japan Regional Forum)共同議長の永田氏が解説します。後半では、TPMのIoT機器への具体的な実装方法を、ボードを使った実演を交えて、情報セキュリティ大学院大学/ROISの須崎教授がご紹介します。 本セミナーは、TCG技術のこれまでの実績と今後の広範な展開、そしてその中核をなすTPMモジュールの役割を、様々な分野のセキュリティ戦略に活用できる形で包括的に理解していただける内容となっております。
  • IoT
Speaker

Trusted Computing Group

日本支部 (JRF) JRF共同議長 /
日本電気(株)
エアロスペース・ナショナルセキュリティ
ビジネスユニット
リード テクノロジー エバンジェリスト

永田 篤志

ネットワークアプライアンスやSDN製品の開発に携わり、SDN技術と様々なセキュリティ製品を組み合わせて、日本における自動防御市場の立ち上げを主導。現在は、政府機関や重要インフラのコンサルテーションやアーキテクチャを設計をリード。また、Trust Computing Group(TCG)日本支部(JRF)でハードウェアトラストを通じたサプライチェーンセキュリティやゼロトラストセキュリティの国内普及にも取り組んでいる。

Speaker

Trusted Computing Group

TCG Invited Expert /
TCG-JRFメンバー /
情報セキュリティ大学院大学
教授 /
ROIS 客員教授

須崎 有康

1CD LinuxでTPMのRemote Attestationを確認できる”KNOPPIX Trusted Computing Geeks v1.0”(2008)や仮想マシンでvTPMを有効にした”VMKNOPPIX”などの開発を行い、TPMおよびTrusted Computingの普及を行ってきた。 また、TPMの鍵管理を活用したDeviceDisEnabler[Black Hat Sao Paulo 2014],[CODEBLUE 2014]、DeviceVeil[IEEE/IFIP DSN 2019]、SmmPack [DIMVA 2024]の研究を行ってきた。 この成果のお陰で2019にTCG Invited Expertとして任命され、近年は大学内外でTPMの技術普及に励み、TCG日本支部(JRF)にも積極的に協力している。 現在はTEE(Trusted Execution Environment)を活用したConfidential VM内でのvTPMやRemote Attestationの研究開発を行っている。

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