セキュリティリスク分析作業を大幅削減!
~ISO/SAE 21434準拠で進めるSDV時代のリスク分析~
UN-R155の適用により、すべての新車に対してサイバーセキュリティ対策が求められるようになり、自動車メーカーやサプライヤ各社ではISO/SAE 21434の運用が本格化しています。特にSDV(Software Defined Vehicle)時代においては、車両がクラウドやモバイルアプリと連携することで、脅威や攻撃対象が広がり、設計・開発段階での対策の不備や脆弱性が、車両の安全性に直接影響を及ぼす可能性があります。このような背景から、開発初期段階で脆弱性の混入を防ぐことがますます重要になっています。一方で、セキュリティ対応に必要な工数の増加や、専門人材の不足といった課題も顕在化しています。本講演では、これらの課題に対する一つのアプローチとして、脅威分析や脆弱性分析の効率化を目的に開発された「VERZEUSE® for TARA」について紹介します。このツールは、これまでに120品種以上の車載製品に適用され、脅威分析の工数を最大90%、脆弱性分析の工数を最大63%削減した実績があります。
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