【JASAグローバルフォーラム】
世界のHUBシンガポールに学ぶ! AIが加速する製造業革新とグローバル戦略の最前線
※本セッションは【14:00-16:30】での実施となります。
世界のHUBであるシンガポールに焦点をあて、AI戦略を含む国家戦略、先進製造ハブの価値、未来の製造業のカタチ、グローバルビジネスの未来、シンガポール起点ビジネス展開戦略と幅広いテーマについて講演いただきます。
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14:00 開催挨拶 JASA国際委員会 委員長
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14:05 キーノート 『アジアの先進製造ハブとしてのシンガポールの価値』
Kwek Cheah Ming 氏 シンガポール経済開発庁 日本事務所長
<概要>
EDB の役割と使命の概要、製造能力の向上に向けたシンガポールの戦略的アプローチ、シンガポールの国家 AI 戦略と製造業におけるその応用、そして日本企業とのパートナーシップに対する関心という 4 つの主要分野について説明します。
1.シンガポールの投資促進と産業開発を担う主導的な政府機関としてのEDBの使命について
2.シンガポールの先進製造業への戦略的アプローチについて考察し、高付加価値活動、イノベーション主導型アプローチ、そして持続可能な製造業の実践に重点を置いていることをご紹介いたします。
3.シンガポールの国家AI戦略について考察し、様々な分野におけるAI導入への包括的なアプローチを詳細にご説明します。
4.日本の技術力と製造業の卓越性を認識し、日本企業とのパートナーシップに強い関心を持っています。日本企業が、シンガポールの戦略的優位性を活用しながら先進的な製造業やAIの取り組みに貢献していただきつつ、両国のイノベーションと経済成長を促進する相互に有益なパートナーシップを構築する方法についてお話しをします。
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14:35 講演(1) 『日本からシンガポールに移った企業が語る 未来の製造業のカタチ』
大塚 晴彦 氏 技研サカタシンガポール株式会社 日本駐在事務所長
<概要>
日本で創業した技研サカタが、顧客の東南アジア進出と歩調を合わせシンガポール、そしてインドネシア・バタム島へ拠点を拡大し、切削・成形・実装・組立の一貫体制を築いてきた軌跡を紹介。
シンガポール政府の政策が後押しした地域分業、再生可能エネルギー輸出とデータセンター集積が進む現在のバタムの地殻変動、そしてエストニア発5.0 Roboticsとの提携による「遠隔×分散」ものづくりで、“未来の製造業のカタチ”を語る。
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15:15 講演(2) 『グローバルAIビジネスの未来像:シンガポール企業が語る最前線』
尼子 公仁彦 氏 NCS Pte Ltd ジャパンコリドー統括ディレクター
<概要>
NCSはシンガポール最大、かつ東南アジアで市場シェアNo.1のITサービス企業として、政府・インフラ・金融・製造といった各国の中核産業に生成AIをはじめとする先進技術を活用した様々なソリューションを提供し、国家規模のデジタル変革(DX)を長年下支えしてきました。現在では中国やオーストラリアを含むアジア太平洋全域へ事業を拡大しています。
本講演では、NCSの国際展開(Internationalization)戦略と、日系グローバル企業と推進した大規模プロジェクトの実例を通じて、日本企業との共創によるグローバル戦略の可能性をご紹介します。
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15:45 講演(3) 『日本企業が語るシンガポール起点のビジネス展開』
細井 一雄 氏 情報技術開発株式会社 常務執行役員
<概要>
弊社はERP(基幹業務システム)の導入支援コンサルティングを東南アジアで展開するサービスを行っており、シンガポールを拠点とし、ベトナム、マレーシア、インドネシアにおいてプロジェクトを展開しています。
シンガポールにはコア人財を配置し、実際のプロジェクト支援はローカル人財を中心に行っています。
グローバルな活動における、多様性を受け入れざるを得ない環境(国民性、言語、商習慣 etc.)でのビジネス展開について、具体的事例を含めてご紹介いたします。
また海外における日本企業のERPに対するニーズについても掘り下げて参ります。
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16:15 ネットワーキング交流会