海底ケーブルの現状と危機を考える ~技術と安全保障の交差点~

海底ケーブルは、トラヒック増加に伴うケーブル敷設の拡大といった事業面での関心や、ファイバーや中継器の性能向上といった技術面での関心だけでなく、国家安全保障や防衛の最前線に躍り出つつあります。実際に米国ではCSIS(Center for Strategic and International Studies:戦略国際問題研究所)等の主要シンクタンクが相次いでレポートを発表し、国防総省(戦争省)を含む連邦政府の関心も高まっています。一方、敷設や修理のためのケーブルシップ増強や、センシング技術をどこまで適用すべきかなど、需要と供給だけでは意志決定できない局面が増えています。 本セッションでは、海底ケーブルの物理的な現状といった基礎を踏まえつつ、なぜ国家安全保障のテーマとして扱われるのか、日本のオペレーターはどのように考えるべきなのかを、専門家を交えて議論します。
<要旨>

●海底ケーブルの物理的な現状 ●なぜ国家安全保障のテーマとして扱われるのか ●日本のオペレーターはどのように考えるべきなのか

  • ネットワーク
  • 経済安全保障
Speaker

総務省

国際戦略局 国際戦略課
課長補佐

福田 広樹

2019年4月 総務省採用 同 総合通信基盤局電気通信事業部事業政策課 2020年5月 同 行政評価局政策評価課客観性担保評価推進室 2021年6月 同 大臣官房秘書課 2022年7月 同 国際戦略局国際経済課北米係長 2023年9月 英国留学(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)) 2024年9月 英国留学(オックスフォード大学) 2025年7月 総務省国際戦略局国際戦略課課長補佐(現職) 総務省にて、これまでに、デジタルインフラの海外展開、同志国連携、日米連携、採用業務、電気通信事業法の改正等に携わる。 オックスフォード大学(公共政策修士)卒業、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(メディア政策修士)卒業、慶應義塾大学法学部卒業。

Chair

(株)企 代表取締役 /

ジョージタウン大学 客員研究員

クロサカ タツヤ

1997年慶應義塾大学総合政策学部卒業、1999年同大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。三菱総合研究所を経て、2008年 株式会社企を設立。通信・放送セクターの経営戦略や事業開発などのコンサルティングを行うほか、総務省、経済産業省、OECD(経済協力開発機構)などの政府委員を務め、5G、AI、IoT、データエコノミー等の政策立案を支援。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授を経て、2026年から慶應義塾大学 X Dignityセンター 副代表、2024年からジョージタウン大学 客員研究員を兼務。 著書『AIバブルの不都合な真実』(日経BP刊)、『5Gでビジネスはどう変わるのか』(日経BP刊)、『生成AI時代の教養 技術と未来への21の問い』(風濤社・共著)、他。

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