生成AIによるサイバー攻撃動向[後編]
~人だけでなく、データ、サービスにアクセスする全てに求められるID管理~

ゼロトラストが標準的なITアーキテクチャの考え方となるにつれ、ID管理および統合認証の重要性も広く理解されるようになってきました。ゼロトラストの浸透により、レガシーな環境からモダンなITアーキテクチャへの転換が進む一方で、生成AIによって攻撃者にとってのさまざまな障壁が低くなり、AIエージェントをはじめとする、自律的にタスクを生成・実行する仕組みによるあらたな脅威も広がりを見せています。 アカウントだけでなく、情報セキュリティの観点から識別すべきあらゆる対象にIDを付与し、追跡可能にするという考え方は、生成AI時代においても有効なのか。それとも、生成AIの登場によって、求められるID管理は変わるのか。 本セッションでは、生成AI時代のサイバーセキュリティリスクとID管理について、第一線の専門家が議論します。
<要旨>

●AIエージェントとID管理 ●NHI(Non-Human Identity) ●生成AI ●サイバーセキュリティ ●ゼロトラストと生成AI

  • AI/生成AI
  • AIエージェント
  • セキュリティ
  • ID関連技術
Speaker

東京大学大学院
情報理工学系研究科 教授 /

デジタル庁 ネットワークエンジニア

関谷 勇司

京都大学総合人間学部卒。慶應義塾大学政策・メディア研究科 後期博士課程修了。博士 (政策・メディア)。米国 USC/ISI にて DNS の研究に従事。2019年より現職。情報セキュリティ教育研究センター長。次世代ネットワークプロトコルの研究開発と分散サービスの計測、クラウドコンピューティングの可用性向上、ソフトウェアネットワーキング技術、ならびにサイバーセキュリティに関する研究に従事。2021年よりデジタル庁シニアネットワークエンジニア。

Speaker

SailPointテクノロジーズジャパン(同)

ソリューションエンジニアリング本部
執行役員 本部長

松本 修也

大手SIerや日本オラクル株式会社など、IT業界において20年以上にわたり、マネジメントおよびリーダーシップのポジションを歴任。 プリセールスやコンサルティング領域で顕著な実績を持ち、Cレベルの経営層から現場エンジニアに至るまで、幅広い層と信頼関係を構築。顧客志向を軸に、需要の創出、市場シェアの拡大、ITソフトウェア製品・サービスの価値最大化に取り組んでいる。 2023年より現職。

Chair

日本マイクロソフト(株)

業務執行役員 ナショナルテクノロジーオフィサー

田丸 健三郎

1992年マイクロソフト入社。 米国Microsoft Corporationにて、メッセージングシステムやディレクトリサービス、グローバル分散処理システムの研究開発に従事。機械学習を用いたルーティング最適化やコミュニケーションデータ分析を担当。アジア地域のサーバーアプリケーション製品群の研究開発責任者を経て、2009年より業務執行役員NTOに就任。標準化、機械翻訳等を推進し、2021年よりデジタル庁プリンシパルソリューションアーキテクトを兼務。

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