Interop ShowNetから学ぶAI時代の人材育成
~ 実際につないで動かすInteropエンジニア ~

AIの急速な進展により、ITインフラは、クラウドネイティブや分散システム、AI ワークロード統合を前提とした、高度で複雑な基盤へと進化しています。しかし、その根底となる要素を理解しないまま、本当にシステムを「設計・構築できている」と言えるのでしょうか。システムを真に設計・運用するためには、従来のITインフラエンジニアに求められてきた、ネットワークやサーバといった基盤技術の理解が不可欠です。これらの基礎を欠いたままでは、システム全体を俯瞰した設計や、現場での問題解決は成立しません。 本セッションでは、Interop Tokyoにおけるカンファレンスとして、「Interop」が体現してきた実践的な相互接続・相互運用の現場を背景に、AI時代のITインフラ人材育成のあり方を議論します。Interopが長年培ってきた「実際につないで動かす」という文化は、抽象化が進む現代においても、なお重要な意味を持ちます。大学、クラウド事業者、産業界からスピーカーを迎え、それぞれの立場から人材育成の課題、教育手法、そして現場で求められるスキルについてご紹介します。特に、AI時代におけるインフラ人材に必要な「基礎技術力」と「相互運用力」の両立に焦点を当てます。
<要旨>

●AI・クラウドの普及による ITインフラの抽象化と外注化 ●「動いている」ように見えるシステムは作れても、本質的な理解と設計が不足 ●障害時に原因を特定し対応できる人材の育成 ●アーキテクチャを理解して構築できる「アーキテクト人材」の育成 ●AI を活用できる人材の育成 ●人材不足への対応

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Speaker

東京大学 情報基盤センター 准教授 /

Interop Tokyo ShowNet NOCチームメンバー

中村 遼

2012年 慶應義塾大学 環境情報学部卒業。 2017年 東京大学 情報理工学系研究科後期博士課程終了。博士(情報理工学)。 東京大学 情報基盤センター ネットワーク研究部門 助教を経て、2022年より現職。 インターネットをはじめとする情報通信ネットワークを主に、ネットワークアーキテクチャ、経路制御、ネットワーク運用技術の研究に従事。 2012年よりInterop Tokyo ShowNet NOCチームメンバー。L2/L3技術を中心に、SDNやLLMなどの実験・デモンストレーションを実施。

Speaker

総務省

総合通信基盤局 電気通信事業部 データ通信課 課長補佐

高橋 優実

                         

Speaker

(一社)日本ネットワークインフォメーションセンター

インターネット推進部

根津 智子

Speaker

調整中

                         

Chair

東京大学大学院
情報理工学系研究科 教授 /

(一社)高度ITアーキテクト育成協議会(AITAC)
カリキュラム委員長

関谷 勇司

京都大学総合人間学部卒。慶應義塾大学政策・メディア研究科 後期博士課程修了。博士 (政策・メディア)。米国 USC/ISI にて DNS の研究に従事。2019年より現職。情報セキュリティ教育研究センター長。次世代ネットワークプロトコルの研究開発と分散サービスの計測、クラウドコンピューティングの可用性向上、ソフトウェアネットワーキング技術、ならびにサイバーセキュリティに関する研究に従事。2021年よりデジタル庁シニアネットワークエンジニア。

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