生成AI時代の高密度データセンター技術 
— 直接水冷・空冷ハイブリッド運用に向けて

半導体プロセスの微細化により、GPUなどのAIプロセッサの高密度化が急速に進んでいます。最先端の高性能AIプロセッサは、1基あたり1kWを超える消費電力となっており、1ラックで100kWを超える密度のラック構成も登場しています。従来型の空冷データセンターは、1ラックあたり8kW〜12kWの冷却が限界と言われており、このような高密度なラックにおいては直接水冷方式をはじめとした水冷(液冷)技術に注目が集まっています。一方で、商用データセンターにおいては、異なる複数のベンダのIT機器が導入されるため、ファシリティ・IT機器間での相互運用性や空冷とのハイブリッド運用において大きな課題があります。 本セッションでは、データセンターへの液冷技術の導入に向けて、サーバ機器ベンダの視点、ネットワーク機器ベンダの視点、データセンター事業者の視点と、各々の立場からデータセンターにおける水冷導入の現在地と将来を紹介します。さらに、今回の ShowNet での水冷導入の取り組みを通した課題と期待を通じ、これからのデータセンターや IT システム導入・運用の将来像を議論します。
<要旨>

●IT機器ベンダから見た直接水冷方式 ●ネットワーク機器ベンダから見た直接水冷方式 ●高密度水冷・空冷ハイブリッドデータセンター構築事例(IIJ/JAIST) ●水冷データセンター構築・運用に向けたリファレンスモデル(by IIJ)紹介 ●ShowNet での水冷導入の取り組みを通した課題と期待 ●(企業内などの小規模環境も含む)データセンター・ITシステムの導入・運用における水冷の将来像

  • AIインフラ
  • ネットワーク
  • データセンター
  • ShowNet
Speaker

日本ヒューレット・パッカード(同)

シニア ソリューション アーキテクト

小森 博之

1985年日本ヒューレット・パッカード前身の横河・ヒューレット・パッカードに入社。 2020年よりHPE ProLiantサーバー担当プリセールスとして、GPUサーバーからエッジサーバーまで幅広いサーバー製品のテクノロジーを使用した提案活動に従事。

Speaker

日本ヒューレット・パッカード(同)

HPE Networking事業統括本部
技術本部 テクノロジーコンサルティング部
部長

塚本 広海

2016年 ジュニパーネットワークス株式会社に入社。 2025年 ジュニパーネットワークスのHPE統合に伴いHPEへ移籍。 現在は、データセンター、ソフトウェア、セキュリティ分野を担当するスペシャリストプリセールスチームに所属。AIインフラを中心とした提案活動や技術支援に従事している。                    

Speaker

(株)インターネットイニシアティブ

ネットワークサービス事業本部
基盤エンジニアリング本部
データセンターサービス部
データセンター基盤技術課
エンジニア

河内 海斗

2023年株式会社インターネットイニシアティブに入社し、データセンターサービスの設計・開発に従事。AI向けインフラや高密度サーバ、冷却技術など目まぐるしく進展する技術、また環境負荷低減の要請に応えるべく、サービス開発に取り組む。現在はとくに液冷技術関連を担当し、市場リサーチから企画、開発まで幅広く携わる。

Speaker

Interop Tokyo ShowNet NOCチームメンバー

岡田 和也

2014年 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士後期課程修了 博士(工学) 2011年よりInterop Tokyo ShowNet NOCチームメンバーとして参加

Chair

北陸先端科学技術大学院大学

情報基盤センター 准教授

宇多 仁

                         

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