AI時代のインフラ戦略1:GPUaaSプロバイダとユーザー企業をつなぐ

生成AIの急速な普及により、あらゆる産業でGPUを中核とした計算基盤の重要性が飛躍的に高まっています。一方で、高額で調達も難しいGPUを自社で保有・運用することは、企業にとって経営面および技術面で大きな負担となりつつあります。こうした課題に対する有力な解決策として注目されているのが、GPUaaS(GPU as a Service)です。GPUaaSは、GPUをサービスとして柔軟に利用できる仕組みであり、AI開発のスピード向上や投資リスクの低減を通じて企業の競争力を高めるだけでなく、産業全体におけるAI活用を後押しし、社会課題の解決を加速させる基盤としても期待されています。 しかし、GPUaaSの本格的な普及には、事業性(投資リスク等)、データの取り扱いに関する法制度、性能・セキュリティ・運用を含む技術的課題など、複合的な論点があります。 本セッションでは、AI時代のプロダクトやサービス開発を担うユーザー企業、GPUaaSの事業化に取り組むプロバイダ、および両者をつなぐマッチメイカーの立場から、それぞれの課題認識と実践的な取り組みを共有します。GPUaaSの価値を最大化し、AI時代におけるインフラ戦略を描くための具体的なヒントを提供します。
<要旨>

●GPUaaSが解決する企業、産業、社会の課題。GPUaaSの価値・社会的意義。 ●GPUaaS実現に向けた課題(ビジネス、法制度、技術、観点)と各企業の取り組み

Speaker

(株)リコー

AIサービス事業部 事業部長

梅津 良昭

2016年、リコーに入社。研究開発本部にてAI/IoT 系 のソリューション開発を担当。 2021年から、デジタル技術開発センター所長に就任。 言語、画像、音声などさまざまなAIを活用したデジタル サービスの開発を手掛ける。 2023 年10月からは、AIインテグレーションセンター所長 に就任。 2025 年 4月より、AIサービス事業本部長に就任。技術 と事業の両輪で社内外のAIソリューションの展開を推進。

Speaker

KDDI(株)

先端ビジネス推進部長

本間 大貴

KDDI株式会社に入社後、カスタマーサービス本部にてコールセンター運営、入電予測ツール等の開発に従事。 その後、ソリューション営業本部、金融営業部にて大手証券会社向け営業、営業企画部にて営業統括業務を担当。 2019年よりソリューション関西支社 企画管理部長、法人営業部長、副支社長を歴任、2024年より社長付 上席補佐を経て、2025年より先端技術企画本部にてAIデータセンター等のビジネスディベロップメントを担当。

Speaker

モルゲンロット(株)

代表取締役CEO

中村 昌道

東京大学大学院で航空宇宙工学を専攻し、流体シミュレーションを研究(博士後期課程修了)。その後、日立製作所で流体シミュレーションを活用した多種多様な製品開発に従事。計算基盤の適切な管理や最適なリソース配分の重要性、およびGPUによるシミュレーション高速化やAI技術の活用に可能性を感じ、2022年にモルゲンロットへ入社。CTO・COOを経て、2025年8月より現職。

Chair

NTT(株)

IOWN推進室 IOWN技術ディレクタ

川島 正久

                         

タイムテーブルに戻る 閉じる