日本版MaaSの推進に向けて
MaaS等の新たなモビリティサービスは地域の交通課題の解決につながる可能性があり、海外はもとより、日本国内においてもすでに全国各地で取組が始まっている。国土交通省では、本年3月に「都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会」においてMaaSを巡る課題や今後の方向性をとりまとめ、6月には先駆的な取り組みを支援する「新モビリティサービス推進事業」の対象19事業を選定した。本講演では、地域公共交通をめぐる現状や「日本版MaaS」の実現に向けた取組について、7月に新設されたモビリティサービス推進課の土田企画官から紹介する。