クラウド世代が求める新しいCISOモデル
日本政府もクラウド・バイ・デフォルトの原則によってシステムの実装をクラウドベースで検討していく中、民間においても様々な業種でクラウドサービスの利点が認められ、その活用はより進展していると言えます。そうしたシステムで活用されるテクノロジーやビジネス環境の変化に伴いCIOやCTOといったテクノロジーリーダーの役割は変化し、今後のあるべき姿が語られることが多くなっています。しかしCISOなど新しいセキュリティのリーダー像については、あまり語られることが多いとは言えないのではないでしょうか。AWSのSecurity AssuranceやOffice of the CISO leadを通じたクラウドサービス提供側、政府CIO補佐官やFISCの専門委員等のクラウドに関するルール作成側、クラウド環境をフル活用してFintechサービスを実装しているマネーツリーのCISOとしてクラウドのユーザー側と、3つの視点から経験と知見を合わせ、クラウド世代に求めらる新しいCISO像についてお話します。