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A03-02

6.12(金) 10:30-11:50 | RoomA

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デジタルネットワークビジネスのイノベーション 〜政策の現状と課題〜

総務省では、電気通信事業分野における今後の抜本的な環境変化等を踏まえた競争ルールの在り方等について検討するため、『電気通信事業分野における競争ルール等の包括的検証に関する特別委員会』を2018年から2020年にかけて実施しました。具体的には、すでに大きく普及したインターネットを前提に、SDN/NFVに代表されるネットワーク構造やそれに伴う産業構造の変化を展望しつつ、デジタルネットワーク事業の将来像に密接に関連する議論を行い、電気通信事業法の改正等の大きな政策転換を進めてきました。 この「包括的検証」を受けた、「日本におけるデジタルネットワークの社会的位置づけの変化」や、「新たな技術のイノベーションの促進」は、今後も継続して進むことが見込まれています。具体的には、「プラットフォームサービスのあり方」「ネットワーク中立性」「モバイル市場の活性化」「消費者保護策の強化」など、様々なレイヤーに関連するテーマとして議論が行われています。さらに今後は、5Gシステムの導入・普及とビジネスイノベーションに向けた具体的な政策検討が進められるものと考えられます。 本セッションでは、総務省でこれらの取組を担当している責任者から、これらの検討の全体像とポイントを解説するとともに、今後の方向性について議論を行います。
  • ネットワーク
  • DX・IT戦略
Chair

東京大学大学院

情報理工学系研究科 教授

江崎 浩

Chair

(株) 企

代表取締役

クロサカ タツヤ

1999年慶應義塾大学大学院修士課程修了後、三菱総合研究所で情報通信事業のコンサルティング、国内外の事業開発や政策調査に従事。2008年に(株)企を設立。経営戦略や事業開発などのコンサルティング、官公庁プロジェクト支援等を実施。総務省や経済産業省、国土交通省などの政府委員を務めるほか、2016年からは慶應義塾大学大学院特任准教授を兼務。近著「5Gでビジネスはどう変わるのか」(共著)。

Speaker

総務省

総務審議官

谷脇 康彦

84年、郵政省(現総務省)入省。郵政大臣秘書官、在米日本大使館ICT政策担当参事官、総務省総合通信基盤局料金サービス課長、同事業政策課長、情報通信国際戦略局情報通信政策課長、大臣官房企画課長、大臣官房審議官(情報流通行政局担当)、内閣審議官・内閣サイバーセキュリティセンター副センター長、総務省情報通信国際戦略局長、政策統括官(情報セキュリティ担当)、総合通信基盤局長などを経て、19年12月より現職。慶応義塾大学院メディアデザイン学科特別招聘教授(非常勤)。著書に「サイバーセキュリティ」(18年10月、岩波書店)など。

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