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A04-02

6.15(月) 11:05-12:25 | RoomA

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Wi-Fi 6セッション (2):ゼロトラストネットワークの構築

2020年、Wi-Fiを取り巻く環境は、「Wi-Fi 6」によって劇的な進化を遂げつつあります。従来のWi-Fiに比べ「無線規格の刷新」や「利用バンドの拡大」が図られることから、これまでの苦労が嘘のように、通信速度の確保や高密度端末時の容易な運用ができるようになるでしょう。 加えて、Wi-Fiアライアンスが進める「WPA3」(Wi-Fi Protected Access 3)を用いれば、これまで(WPA2など)よりも安全性の高まった、強固な無線セキュリティを実現できます。これにさらに無線LANと有線LANの間のアクセス制御を組み合わせることによって、巧妙化するサイバー攻撃への対策となるネットワークの分割や多層防御も構成できます。また、「クラウドサービス」や「オンプレミスサービス」と連携された「ゼロトラストネットワーク」は、クラウド環境と社内環境の双方に対して境界を設けずにセキュリティの確保を提供します。 このセッションでは、「無線LAN」や「セキュリティ」を取り巻くそれぞれの技術要素を分析しつつ、「Wi-Fi 6およびその周辺技術から、ゼロトラストネットワークをどのように実現するのか」というテーマを中心に解説します。このところ現れているWPA3の弱点や、それに対するアップデートなど、さまざまな動向についてもまとめてご紹介します。
  • ネットワーク
Speaker

大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台

情報セキュリティ室 次長

大江 将史

Speaker

エクストリーム ネットワークス(株)

Director, Product Marketing

ペリー・コレル

初期のイーサネット時代よりCabletronで30年の経験を積み、今日のWireless、アナリティクス、AI そしてクラウドテクノロジーへの進化といったネットワーク分野における長年の経験を有しています。 最近では、過去5年、さらに今後5年間に予測される成長からデジタルトランスフォーメーションが どのように推し進められるのかについて業界をモニタリングしながら分析することに注力しています。 企業は必要とされるネットワークの信頼性、パフォーマンス、セキュリティをただ利用するだけでなく、 最新のネットワーク、マネジメント、インテリジェンスの技術を用いて高度なネットワーク分析を行い、 ビジネスインテリジェンスのテクノロジーを使ったサービスをいかにして提供できるかが重要だと考えています。

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