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A07-05

6.18(木) 16:40-18:00 | RoomA

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スマート治療室“SCOT”の挑戦 〜医療とITの融合〜

現在、オンライン診療や、ウエアラブルデバイスを用いたPHR (Personal Health Record)の管理など、健康・医療の分野におけるITの利活用が急速に進んでいます。 こうした医療分野とITの融合した先端領域の一つが、スマート治療室“SCOT” (Smart Cyber Operating Theater)です。そして、現在検討されている次世代のスマート治療室「Hyper SCOT」は、手術ベッドや無影灯などの機器に加え、術中の画像診断や診療科目ごとに必要な機器が「OPeLiNK(オペリンク)」と呼ばれるシステムで結ばれ、ネットワーク化されます。治療に携わる医師たちは、術中の画像や患者の生体情報などに一元的にアクセス可能となるため、これまで以上に効率的かつ質の高い治療が提供できるものと期待されています。 本セッションでは、実際にSCOTを牽引しているスピーカーから、「病院・治療室内のネットワーク機器・技術」「医療とITの融合の現状」「今後の展望」などについて紹介します。
<要旨>

・医療とITの融合事例としてのスマート治療室“Hyper SCOT” ・病院・治療室内のネットワーク機器、技術

  • DX・IT戦略
Chair

慶應義塾大学

SFC研究所 政策・メディア研究科 特任准教授

佐藤 雅明

Speaker

東京女子医科大学

先端生命医科学研究所 特任准教授

岡本 淳

2006年 早稲田大学大学院理工学研究科生命理工学専攻博士後期課程 修了 博士(工学) 2006年 早稲田大学先端科学・健康医療融合研究機構 生命医療工学研究所 客員研究助手 2009年 早稲田大学理工学術院総合機械工学専攻 次席研究員 2010年 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 特任助教 2016年 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 特任講師 2019年 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 特任准教授 専門:医用工学、手術支援ロボット・スマート治療室の研究開発 受賞:第6回ロボット大賞サービスロボット部門「優秀賞」(2014)、平成26年度日本生体医工学会荻野賞(2015)、第29回中日産業技術賞中日新聞社賞(2015)、日本オープンイノベーション大賞 厚生労働大臣賞(2019)等

Speaker

(株)OPExPARK

代表取締役社長

本田 泰教

信州大学医学部医学科卒業。日本赤十字社医療センターで5年間研修。、卒後6 年目に欧州最大の戦略コンサルファームである株式会社ローランド・ベルガーに入社。現在は株式会社OPExPARKの代表取締役社長として、手術室IoTのプロダクトを強みとし、日本の医療技術・ノウハウを世界に輸出していくことに注力している。

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