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A09-01

6.22(月) 09:30-10:50 | RoomA

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インターネットトラフィック2020最新事情 〜COVID-19が与えた影響〜

ネット利用の増加・コンテンツのリッチ化によって、インターネットのトラフィック量は急増しています。GAFAに動画配信のNetflixを加えて「FAANG」と称することもありますし、DAZN・TVerなどといった既存のサービスに加えて、今春からNHK+も始まりました。いまやコンテンツの提供は媒体からサブスクリプション型へ、また物販はリアル店舗からEコマースへと、ますます移ってきています。インターネットの構造そのものも、「特定のコンテンツ配信事業者 (OTT: Over The Top)からのトラフィック量の増加」という傾向に追従し、変化してきています。 一方、企業ユースにおいても、クラウド化・テレワーク化が着々と浸透してきています。とくにCOVID-19を契機としたであろうトラフィックの変化も、3月以降目立ってきています。 ユーザデバイスの視点では、モバイル(スマートフォン)からのインターネットの利用が依然増大し続けており、利用場所・利用アプリケーションの変化に伴って、トラフィック量も変動してきています。並行して「ゼロレーティングサービス」を巡る熱い議論も繰り広げられてきました。 本セッションでは、日本国内・グローバルの両面から、現状のモバイル・固定・無線LANなどのインターネットのトラフィック事情について、各専門家の観点から紹介します。
<要旨>

・トラフィック総量 ・時間帯別/イベントトラフィック量 ・利用アプリケーションの傾向 ・IPv6トラフィック ・OTTトラフィック

  • ネットワーク
Chair

(株)インテック

シニアスペシャリスト

永見 健一

Speaker

KDDI(株)

技術統括本部 ネットワーク技術本部 IPネットワーク部長

熊木 健二

96年名古屋大学大学院修了.同年国際電信電話(現KDDI)(株)入社.同社にてAS2516の設計を経た後,MPLSに関る技術開発からIP-VPNサービス立上げを行い,設計・開発に携わる.06年より研究所にて,次世代NWアーキテクチャに関する研究に従事.その後,KDDIにて,統合バックボーンNW,モバイルNW,伝送コアNW,データセンタNWの設計・開発,ならびにホワイトボックスのルータ開発に携わる.現在,KDDIにてIPNW全般の設計・技術開発の責任者.IPネットワーク部長.TIP(Telecom Infra Project)におけるDOR(Disaggregated Open Routers)議長.博士(情報理工学,東京大学).

Speaker

エヌ・ティ・ティ国際通信(株)

福田 健平

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