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A02-04

6.10(木) 16:40-18:00 | オンライン配信

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日本の伝統的大企業にインターネット的な文化とスピードを取り入れる

巷ではデジタルトランスフォーメーション(DX)が大ブームです。多くの日本の企業がこのDXの波に乗り遅れまいと、さまざまな取り組みを実施しています。 DXの本質は、「不確実性の増大に伴うビジネス環境の厳しい変化の中で、デジタルを前提とし、インターネットとソフトウェアによって、この変化に俊敏に対応し、新たな価値(社会的価値・ユーザー価値)を創出していくこと」でありましょう。しかしながら、伝統的なニッポンの大企業の歴史を積み重ねてきた組織、プロセス、企業文化・風土においては、そうした本質的なDXを推進することは容易ではありません。 本セッションでは、伝統的大企業に所属し、それぞれこの困難に立ち向かっている“デジタル志士”とともに、「日本の伝統的大企業でのデジタル変革の勘所」について議論します。
<要旨>

・伝統的大企業でのDX推進の成功事例 ・DXの本質 ・伝統的大企業のVUCAの生き残り戦略のヒント (VUCA: Volatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguity

  • DX・IT戦略
Chair

(株)デンソー

執行幹部 クラウドサービス開発部

成迫 剛志

明治大学経営学部卒業後、日本IBMに入社し、データーベースのスペシャリストとして活躍。 その後、伊藤忠商事に転じ、オープンシステム化、正歴2000年対応やインターネット関連ビジネスの立ち上げなどに携わる。2005年に香港に駐在、伊藤忠商事のIT事業会社の社長に就任し、アジア地域のITビジネスを展開。帰国後はSAPジャパン、北京大学方正集団、ビットアイルエクイクスなど国内外のIT企業の役員を歴任し、2016年8月にデンソー入社。 コネクティッドカー時代のIoT推進を担当し、2017年4月にデジタルイノベーション室を新設し、同室長に就任。 2018年4月新設のMaaS開発部長を経て、2021年1月から執行幹部、モビリティシステム事業グループDX推進担当に就任。クラウドサービス開発部長とデジタルイノベーション室を兼務している。

Speaker

(株)クレディセゾン

専務執行役員CTO

CIO

小野 和俊

  1999年サン・マイクロシステムズ株式会社に入社。 米国 Sun Microsystems, Incでの開発などを経て2000年に株式会社アプレッソを起業、データ連携ミドルウェア DataSpiderを開発し、SOFTICより年間最優秀ソフトウェア賞を受賞。 2013年にセゾン情報システムズHULFT事業CTO、2014年 他事業部も含めたCTO、2015年取締役 CTO、2016年常務取締役 CTOを務め、2019年に株式会社クレディセゾンへ入社。 取締役 CTOなどを経て、2021年3月より現職。

Speaker

Japan Digital Design(株)

CTO

楠 正憲

マイクロソフト、ヤフーなどを経てJapan Digital Design CTO。内閣官房 政府CIO補佐官、東京都 デジタルサービスフェロー、OpenIDファウンデーション・ジャパン代表理事、ISO/TC307 国内委員会 委員長、一般社団法人 日本暗号資産取引業協会 理事、認定NPO法人フローレンス理事などを務める。

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