• ライブ配信あり

  • オンデマンド配信あり

A03-01

6.11(金) 10:00-11:20 | オンライン配信

×

データセンター セッション(1) 最新テクノロジー篇

データセンターは、「ポストコロナ時代におけるデジタル・オンライン前提の社会を実現するための、最重要インフラの一つ」との認識が、ますます高まってきています。 一方で、情報通信システムの中でもとくにデータセンターが消費する電力量の多さと増加は、「2050年カーボンニュートラル」や「地球温暖化防止」のために、「最低限」とすることが社会的な要求となってきています。すなわち、「高パフォーマンスのコンピューティングサービス」を「より小さなエネルギー消費量」によって実現しなければならないのです。 そこで本セッションでは、エネルギー消費量の増加を抑えつつ、高パフォーマンスのデータセンターの実現に向けた最新の実例を取り上げ、参加者のみなさんと共有します。さらに地球温暖化防止という社会的な要求に、データセンター産業・インターネット産業がどのように貢献できるのかについて考察します。
<要旨>

・高パフォーマンス化・省エネ化の両立にむけた取り組み事例 ・データセンターとSDGs (Sustainable Development Goals)

  • データセンター
Chair

東京大学大学院

情報理工学系研究科
教授

江崎 浩

1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程 了。 同年4月 (株)東芝 入社。 1990年より2年間 米国ニュージャージ州 ベルコア社、1994年より2年間 米国ニューヨーク市 コロンビア大学にて客員研究員。1998年10月より東京大学 大型計算機センター助教授、2001年4月より東京大学 情報理工学系研究科 助教授。2005年4月より現職。 WIDEプロジェクト代表。 MPLS-JAPAN代表、IPv6普及・高度化推進協議会専務理事、JPNIC副理事長、日本データセンター協会 理事/運営委員会委員長。工学博士(東京大学)。

Speaker

京セラコミュニケーションシステム(株)

経営企画部ZED事業準備室
副部長

尾方 哲

1997年京セラコミュニケーションシステム入社。エンタープライズ向けITインフラの設計・構築・運用保守、データセンターサービスやモバイルデータ通信サービスの企画・開発に従事。 現在は北海道石狩市での再生可能エネルギー100%データセンターの企画・開発を担当し、カーボンニュートラルの実現に向けたエネルギーの地産地消の推進にも取り組んでいる。

Speaker

(株)インターネットイニシアティブ

基盤エンジニアリング本部
基盤技術部
データセンター基盤技術課
課長

堤 優介

2015年インターネットイニシアティブ入社。 コンテナ型データセンターの国内外での構築や、電力分野での新技術検証等、次世代データセンターの設計構築・技術開発に従事。 現在は、自社データセンターの設計構築・技術開発を担当し、省CO2化の促進が期待されるデータセンターにおける、エネルギー制御にかかる実証や省エネの推進にも取り組んでいる。  

Speaker

(株)Preferred Networks

執行役員
計算基盤担当VP

土井 裕介

2000年3月慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。2000年4月より2016年7月まで、株式会社東芝 研究開発センターにて自律分散システムの研究開発に従事。 2016年8月より株式会社Preferred Networksで自律ネットワークシステムの研究の傍ら、社内計算基盤環境の整備を実施。 2019年10月より同執行役員 計算基盤担当VPとしてMN-Core開発から計算基盤サービスの提供までを担当している。

閉じる