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A05-01

6.15(火) 10:00-11:20 | オンライン配信

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出版・マンガの未来

※記事化のみ許可(写真NG)となります

 

電子書籍の登場は、出版業界の産業構造に大きな変化をもたらしました。「印刷された紙の媒体の発行部数の低下」が指摘されている中でも、「電子書籍」の市場は拡大を続けています。とりわけ、巨大な市場であり、日本が世界に誇るコンテンツである「マンガ」は、サブスクリプションやアプリなどによって、新しい読者層の獲得や新しい体験の提供をしています。一方、こうした電子書籍では、多様な流通形態が存在し、様々なメディアでの体験が可能であるがゆえに、既存フォーマットとの相違や著作権・権利処理など、多くの技術的・社会的な課題を抱えています。 本セッションでは、「出版とデジタルの融合に関する取り組み」、その中でも「マンガのデジタル化の現状」や「デジタルと融合して実現したことや課題」などについて、出版社の方を交えて議論します。本セッションを通して、「最新の出版の電子化にまつわる状況」や「マンガ雑誌のデジタル化によるメリット・デメリット」「現状の課題」を共有し、「コロナ禍における出版の役割」そして「これからの“出版(パブリッシュ) ”に求められること」などについて紹介します。
<要旨>

・出版とデジタルの融合 ・電子出版のメリット・デメリット ・デジタルマンガ市場

  • DX・IT戦略
Chair

慶應義塾大学大学院

政策・メディア研究科
特任准教授

佐藤 雅明

博士(政策・メディア)。慶應義塾大学にてインターネットと自動車の融合分野の研究を推進。 また、自動車のデータフォーマットやプライバシー保護基準などの国際標準を策定する。 2012年からはシンガポール国立大学に赴任し、同国のITS基盤の規格策定や次世代ロードプライシング、デジタルサイネージやHMIの研究も行う。 2015年より慶應義塾大学の特任准教授に着任。音声、自然言語による双方向コミュニケーションの研究開発や、首都高速交通情報のSNSを使った配信システムなどの実証、オンライン診療の通信基盤に関する研究に従事。日本科学未来館インターネット物理モデルの共同監修も務める。

Speaker

(株)講談社

第四事業局クリエイターズラボ
部長

鈴木 綾一

愛知県瀬戸市出身。 2006年慶應義塾大学院前期修士課程(国文学)修了。同年(株)講談社入社。 週刊少年マガジン編集部、ヤングマガジン編集部を経て、2021年6月より現職。マンガ投稿サイト「DASY NEO」(電流協アワード2019大賞)、講談社ゲームクリエイターズラボ、Kickstarterとのパートナーシップ事業等の責任者を務める。

Speaker

(株)講談社

取締役 広報室・IT戦略企画室担当

吉羽 治

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