2021年度は、国内の各キャリアとも5Gの面展開を本格化していく年です。対応エリアの急速な拡大によって、5Gを日常的に体感できるユーザが増えていくことでしょう。また、昨年発売のiPhone 12シリーズを始めとした「5Gが利用可能なスマートフォン」の普及も進んでいます。 こうした中、モバイルアプリも、これまでの4G前提での体験ではなく、5Gの通信体験を踏まえたUX (User Experience)に転換していく必要があります。 そこで本講演では、Androidの最新バージョン11から公開された「5GエクスペリエンスAPI」についての技術的な仕様とともに、同APIの活用促進を目的に開催された『5Gエクスペリエンス・アイデアソン・ハッカソン』にて出されたアイデアや、入賞者による開発アプリ（開発の苦労等）をご紹介することで、5Gの黎明期におけるモバイルアプリ開発の“勘所”を捉えていただくことを目標とします。