K2-03

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基調講演

モビリティサービス開発のオープン開発に向けて

100年に一度の大変革を迎える自動車産業において、新たなモビリティ社会の実現に向け、CASE ( Connected / Autonomous / Service / Electric ) と言われる技術領域が注目されている。特に Connected 分野では、これまで自動車産業を支えてきた組み込みソフトウェア技術とクラウドソフトウェア技術の融合が大きな課題となっている。本講演ではその解決に向けたオープンな取り組みについて紹介する。
Speaker

(株)デンソー

バリューチェーン基盤企画室

梶岡 繁

1989年株式会社日本電装入社. 以降、エレクトロニクス事業分野の新商品開発や事業改革に従事してきた.代表的な取り組みとしては、エンジン制御ソフトウェア開発、携帯電話・PHS等の通信制御ソフトウェア開発、カーナビゲーションシステムのアーキテクチャ再構築など、その当時としては最新のテクノロジーを導入したシステム開発を推進してきた. 近年は、コネクティッドカーやMaaS分野の事業開発を推進しており、従来自動車業界の当たり前だったインテグラルな開発から、欧米の最先端企業との積極的なコラボレーションによるオープン且つアジャイルな開発スタイルへの移行を進めてきた.また、イノベーションの最先端を走る米国シアトルにもR&D拠点を設置し、グローバルな開発体制の構築も戦略的に実施してきた. 現在は、自社および他社の成果を柔軟に組み合わせ、エンドユーザーに多様な価値を提供するためのビジネス基盤づくりを推進している.

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