IT/IoTを活用したものづくりに向けた産総研の取り組み
変種変量生産への変革や労働生産人口の減少等、我が国ものづくり産業を取り巻く環境は大きく変化している。IT/IoTの導入と活用は、このような変化に対応するための有効な手段と考えられている。
しかしながら、特に中小企業では、IT/IoTシステムの開発や導入、運用の負担が企業規模に対して大きい上に、実際の業務に合わせて使いこなすための人材を確保することが難しいというケースが多く見られる。産総研では、製造業の技術者が自ら必要なシステムの開発に携わるエンドユーザー開発を実現し、それによってIT/IoT化を推進する取り組みを進めている。本講演では、事例を交えてその活動を紹介する。