JASA技術本部セミナー(1)
IoT時代の安全設計の基本/Safety&Securityの国際規格の動向
※オンデマンド配信期間【2021年11月29日(月)10時〜12月3日(金)17時】
AI・IoT時代に開発・運用するシステムは大規模で複雑になり、特に、人間と機械の相互作用がより複雑化し、従来の安全解析法(FMEA、FTAなど)や安全規格(IEC61508など)では、複雑システムの安全設計・評価に対応することが難しい。複雑システムの安全設計では、システムを抽象化と階層化を通してステークホルダー間で共通の安全機能に対する理解を得たうえで、安全要求を導出することが一番重要になる。その基本はシステム理論であり、従来のコンポーネント故障が事故を引き起こすという考えから、故障がなくとも事故が起こるという新しい考え方を受容することから始まる。具体的には、安全性向上委員会で計画しているオンラインセミナーでの下記のようなコンテンツの概要を紹介する。
・安全の基本と、安全論証の重要性を学ぶ
・ソフトウェア集約システム・組込みシステムの安全に関する国際規格を学ぶ
・複雑システムのシステムズ理論に基づく事故モデルのSTAMP/STPAを、具体的な事例で学ぶ
・セーフティとセキュリティの関係性を学ぶ