DX (Digital Transformation) と人材育成を考えます。 デジタル時代、社会が直面する大きな変化に適応し新たな価値を生み出す事例がいくつも生まれています。本セッションでは、イノベーティブな変革を推進する際に鍵となる人材育成のヒントを提供します。変革を推進する人材にはどのような資質・能力が求められるのか。どうすれば人材が育ち、活躍できるのか。デジタル変革を推進してきた事例を紹介しつつ、変革を推進する人材の育成について議論します。 ■講演(1) ＜講演タイトル＞ DX人材をデザインする ～DX人材がワクワクした未来を創る～ ＜講演概要＞ QCDに代表される“いいもの”を安く作れば売れるという時代は終わり、あらゆるビジネスの賞味期限が切れ始めてきています。 世の中では「イノベーション」にはじまり「オープンイノベーション」や「デジタルトランスフォーメーション」等変革が声高らかに叫ばれていますが、何をどう「トランスフォーメーション」していいのかわからないのが現状ではないでしょうか。 今回DXを、ビジネス構造を変える「攻めのDX」と、効率を追求する「守りのDX」という２つの観点から整理しながら、DXを仕掛けていく人材について共に考えていきます。 ＜講演者＞ 京都大学経営管理大学院 客員教授 / オムロン株式会社　イノベーション推進本部 インキュベーションセンタ長 竹林 一 ■講演(2) ＜講演タイトル＞ 成功＝ヒト×DX ＜講演概要＞ IT化・システム化ばかりで遅々として進まない日本企業のDX。その原因はヒトと組織にあった。 実際に変革の現場で直面してきた、経営者の意識変革や現場の理解、そして抵抗勢力との闘い。改革に立ちはだかる壁の乗り越え方から、成功のステップを自身の実体験をもとに解説。 ＜講演者＞ 株式会社デジタルシフトウェーブ 代表取締役社長 鈴木 康弘 ■パネルディスカッション ＜講演者＞ ・パネリスト 京都大学経営管理大学院 客員教授 /オムロン株式会社　イノベーション推進本部 インキュベーションセンタ長　竹林 一 株式会社デジタルシフトウェーブ　代表取締役社長　鈴木 康弘 ・モデレータ 大阪大学　サイバーメディアセンター 招へい准教授 / DeruQui発起人&ディレクター　中川 郁夫