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YC1-02

6.15(水) 13:00-14:20 | RoomYC

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メタバース : 広報・デジタルツインから、新たな市場・文化の創造まで

Meta (超) と universe (宇宙) を合わせた造語であるメタバース (metaverse) という言葉が最近とみに流行ってきました。この言葉は、地球を覆うネットワークであるインターネットが空間的な制約を超越してきたことをちょうど反転させ、情報空間をまさに空間として捉えて縦横無尽に活用することを可能にした、新たな宇宙を指し示していると言えます。3Dグラフィクスや VR (Virtual Reality、仮想現実) といった技術の駆使によって実現されています。 メタバースの中で、人々は自分自身のイメージの追求でもあるアバターとして活動し、自分たちで世界を構築しながら社会生活を送っています。そこには新たな文化が生まれており、人々の現実・欲求・価値が今も書き換えられている最中にあります。 一方、この新たな技術と社会を、産業に応用する動きも始まっています。しかし、前世紀の常識をそのまま適用するだけでは、新たな現実感を手に入れた人々の需要には応えられないかもしれません。 このセッションでは、メタバースの文化と応用を多彩な方向から掘り下げることを通して、人とメタバースが向かっていく先をみなさんと一緒に考えます。
<要旨>

● メタバースとは何か、どう捉えられるか ● メタバースを支える技術とカルチャー、人々はこの新しい空間の中でどう暮らしているか ● 広報やデジタルツインなど、産業面での応用 ● 人とメタバースはどこに向かっていくのか

  • デジタル基盤
  • オンライン配信あり
Speaker

日産自動車(株)

日本事業広報渉外部
部長

遠藤 和志

1989年4月日産自動車株式会社入社。研究開発部門や情報システム部門で従事 2008年中国の合弁会社である東風汽車、情報システム部門本部長として赴任。 2011年帰国後、組織開発部を経て、2015年広報部門に異動 2017年~現職に至る 2004年青山学院大学 大学院 経営学修士(MBA)取得                      

Speaker

伊藤忠テクノソリューションズ(株)

エンタープライズビジネス企画室
デジタルビジネス推進第2部
エキスパートエンジニア

比留間 紀夫

1990年伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)入社。 PIXAR社のレンダリングソフトウェア RenderMan、Wavefront社(現Autodesk)TAV等のCG製品の販売・サポートを担当。 1994年 Engieering Animation社(2000年にUnigraphics Solutionsに買収、現Siemensグループ) VisLab, VisMockup等の製造業向け3Dビジュアライズ製品の担当。 現在 xR系ソリューションのエンジニアとしてNVIDIA社 Omniverse等を担当。              

Speaker

(株)往来

東 智美

モバイルバッテリーを中心とするスマホ周辺機器メーカー「cheero(チーロ)」へ立ち上げから参画し、製品企画や営業、広報を担当。特に2012年にリリースした「ダンボーバッテリー」は、シリーズ累計300万台以上を売り上げるベストセラーに。 2016年に自社ブランド「RAKUNI」をつくり、スマホアクセサリーの販売事業を開始した。 2021年3月にVRでのマーケティングや調査を中心とする株式往来を立ち上げる。メタバース入門のビジネス書『仮想空間とVR』を上梓。VRメタバースを中心とする企業World制作やイベント運営を請け負う。

Chair

早稲田大学

大学院経営管理研究科
教授

斉藤 賢爾

1993年コーネル大学より工学修士号 (コンピュータサイエンス)を取得。2006年デジタル通貨の研究で慶應義塾大学より博士号(政策・メディア)を取得。同大学院政策・メディア研究科特任講師等を経て2019年より現職。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。一般社団法人自律分散社会フォーラム副代表理事。一般社団法人ビヨンドブロックチェーン代表理事。一般社団法人アカデミーキャンプ代表理事。著書に『不思議の国のNEO』『信用の新世紀』 等。

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