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YD3-02

6.17(金) 13:00-14:20 | RoomYD

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Wi-Fi 6E・Wi-Fi 7(仮):6GHz帯 Wi-Fiの国内開放に備えよう

IEEE802.11axの新周波数帯への拡張である『Wi-Fi 6E』は、レガシーなWi-Fi通信方式を使用しないことや広いチャンネルにより、Wi-Fiの実用性を高める力を持っています。Wi-Fi Allianceにおいて、その「6GHz帯」の認証を得たものはすでに19社・58機種にまで伸びてきました。日本国内においても、総務省の『陸上無線通信委員会』の報告案へのパブコメが募集されるなど(2022年3月)、いよいよ導入に向けての展望が開けてきました。まず5925~6425MHzの開放が前提となり、米国では認められた6425~7125MHzについては継続検討とされています(いずれの周波数帯にも先住者として、重要通信のマイクロ波がいます)。 さらに6GHz帯においては、その802.11ax(最大スループット 9.6Gbps)を超える、802.11be(同 30Gbps以上)の検討も進んでいます。それは『Wi-Fi 7』と仮称されおり、2024年には規格の策定が完了する予定です。 さて、Wi-Fi 6E・Wi-Fi 7(仮称)の登場が手の届く時間軸で見えてきた中、「いまのWi-Fi 6への投資と見えている課題」「そもそもWi-Fi 6E・Wi-Fi 7(仮称)の導入要/否の判断」「Wi-Fi 6E・Wi-Fi 7(仮称)追加導入時のマイグレーション策」などは、どのような拠り所で考えたらいいのでしょう。このセッションでは、そうしたWi-Fiネットワークの近未来像について、規格の技術的な基本や市場性などを含めてお話します。
<要旨>

● 技術的な基本:IEEE802.11がWi-Fi 6に至るまで ● Wi-Fi 6Eへの期待・課題 ● Wi-Fi 7への期待・課題

  • ネットワーク
  • Wi-Fi
  • オンライン配信あり
Speaker

(共)自然科学研究機構国立天文台

情報セキュリティ室
次長

大江 将史

昭50年生まれ、平15 奈良先端大情報科学研究科博士課程了(工学博士) 同年、文科省国立天文台天文学データ解析計算センター助手 現、自然科学研究機構国立天文台天文データセンタ講師 平成31年4月 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授(現任) 令和2年2月 内閣官房 政府CIO補佐官 (~令和3年8月) 令和3年9月 デジタル庁 シニアネットワークエンジニア (現任) 情報ネットワーク及び情報セキュリティに関する広範な設計、構築、運用に従事し、有線・無線伝送レイヤーからアプリケーションレイヤーまで広範な構築経験を有し、地の果てで、一人で何でもできることを目指す。 現在、国立天文台における情報システムの企画運用を行いつつ、デジタル庁での政府情報ネットワークの構築や運用などに従事する。

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