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YB3-03

6.17(金) 14:40-16:00 | RoomYB

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産業サイバーセキュリティ:製造業における被害の実態と対策

長期化するコロナ禍によるサプライチェーンの不安定化、ロシアのウクライナ侵攻など、製造業にとっては先行き不透明なビジネス環境が続いています。こうした急激な環境変化に追従できる、柔軟な体制・システムの確立に有用なDXの推進は、企業の死活問題となっています。 そのため製造業においては、リモートワークの推進などの理由でゼロトラスト化が進む「情報システム」のみならず、工場・プラントの「制御システム」や、「製品・サービス」のデジタル化も進んできました。しかしその結果、増大したセキュリティリスクによって、多くの企業がサイバー攻撃の被害に遭っているのが実情です。 本セッションでは、経済産業省の『工場セキュリティガイドライン』(2022年春公開)策定ワーキンググループの座長であり、Interop Tokyoプログラム委員会の議長でもある江崎 浩教授のチェアの下、多くの製造業を顧客としてもつサイバーセキュリティ専門家2名により、「近年、製造業で発生しているサイバー攻撃被害の実態」「企業が直面するセキュリティ課題」「実際の被害を減らすためにはどうすべきか」をテーマに、講演とパネルディスカッションを行います。
<要旨>

● 製造業サイバーセキュリティの、被害の実態(世界との比較など) ● 製造業サイバーセキュリティの、課題と対策(生々しい話と対策例など) ● 被害を減らすためにはどうすればいいのか?

  • セキュリティ
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Speaker

(株)FFRIセキュリティ

技術本部
セキュリティサービス部長

中西 克彦

大手SIベンダにてWAFの開発/サポート、セキュリティ診断を皮切りに、インシデントレスポンス、サイバー演習などセキュリティ業務に携わる。 2015年から大会終了まで東京2020組織委員会に出向し、CSIRT、脅威情報の分析などを担当。2022年より現職。 内閣府情報化参与 最高情報セキュリティアドバイザー CYDER推進委員。Hardening Project実行委員 ISC2 Asia-Pacific ISLA™2017 、CISSP

Speaker

フォーティネットジャパン(同)

OTビジネス開発部
部長

佐々木 弘志

国内製造企業の制御システム機器の開発者として14年間従事した後、セキュリティ業界に移り、制御システム開発の経験をもつセキュリティ専門家として、産業サイバーセキュリティの文化醸成(ビジネス化)をめざし、国内外の講演、執筆などの啓発やソリューション提案などのビジネス活動を行っている。 2021年8月~現在:フォーティネットジャパン合同会社 OTビジネス開発部 部長、CISSP 2012年12月~2021年7月:マカフィー株式会社 サイバー戦略室 シニア・セキュリティ・アドバイザー 2017年7月~現在:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)産業サイバーセキュリティセンター(ICSCoE)専門委員(非常勤) 2016年5月~2020年12月, 2021年7月~現在:経済産業省 商務情報政策局 情報セキュリティ対策専門官(非常勤)

Chair

東京大学

大学院
情報理工学系研究科
教授

江崎 浩

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