• オンデマンド配信あり

YE1-01

6.15(水) 10:30-11:50 | RoomYE

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コネクテッド・モビリティ(Everything to Network)

高度に発達した交通インフラは、物流を支え、あらゆる経済活動の基礎となり、社会の急速な発展を支えています。交通インフラを駆使する移動手段、すなわちモビリティのDXを現在大きく推進しているのが、自動運転技術です。自動運転の環境条件を広くするための手段の1つが「コネクテッド」であり、通信による車両のセンシング領域の拡大や他車との協調、いわゆるV2Xについての研究開発が世界各国で進んでいます。 既存の車車間(V2V)/車路間(V2I)のITS通信は、信頼性や実時間性などの優位性がある一方、通信可能な範囲や普及率には課題がありました。つまりクルマは、限られたクルマ同士の通信(V2V)、あるいは限られた交差点での通信(V2I)でしか、支援を受けられなかったのです。そこに、携帯電話網のアドバンテージ(広範囲なカバレッジと、デバイスの普及による相互接続性)を加えるのがV2N通信です。携帯電話網からコネクテッドのサービスを受けながら、実時間性や高信頼性が必要な通信にはITS専用通信を用いることで、周囲のクルマや機器、サービスと連携し走行することが可能となり、クルマの「視界」は大きく開けることになります。 本セッションでは、未来のモビリティを支える通信技術として、既存の車両、路側、歩行者などの垣根を超えてすべてのモビリティがつながる世界(Everything to Network)を想定し、既存ITS通信と5G、6Gを含む携帯電話の融合やそれらを活用した自動運転の状況、および国内外の動向と課題について議論します。   ITS: Intelligent Transport Systems   V2I: Vehicle to Infrastructure   V2N: Vehicle to Network   V2V: Vehicle to Vehicle   V2X: Vehicle to X
<要旨>

● V2Xの概要と最新動向 ● 5Gを含むセルラーV2Xの最新動向 ● 普及展開のためのキーファクター

  • モビリティ
  • オンライン配信あり
Speaker

ソフトバンク(株)

先端技術推進部
部長

小宮山 陽夫

2004年にソフトバンクBB株式会社 入社 以降、ブロードバンド事業、モバイル事業の開発部門に従事 2018年よりMobility領域へ参画し現職に至る

Speaker

沖コンサルティングソリューションズ(株) 新事業グループ・シニアマネージングコンサルタント /

ISO TC204/WG16 国内分科会長

星 佳典

1985年に沖電気工業株式会社 入社 以降、開発業務、SE業務に従事、沖コンサルティングソリューションズ社に異動、現職に至る 2015年よりISO TC204/WG16国内分科会長として活動            

Chair

東海大学 観光学部
准教授 /

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科
特任准教授

佐藤 雅明

観光学科准教授。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科特任准教授(非常勤)。 インターネットを基盤とした自動車の情報化を提案し、プローブ情報システムの実証実験、インターネットITS分野の立ち上げや、プローブ情報システムの国際標準規格の策定をおこなう。2012年からシンガポール国立大学(NUS)に赴任し、シンガポールのITS通信基盤、次世代ロードプライシング技術の研究開発と規格策定に携わる。2015年から慶應義塾大学大学院政策メディア研究科特任准教授を経て、2022年より現職。 東海大学観光学部准教授。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科特任准教授(非常勤)も兼務。 インターネットを基盤とした自動車の情報化を提案し、プローブ情報システム分野の立ち上げや、ITS国際標準規格の策定をおこなう。2012年にシンガポール国立大学(NUS)に着任し、シンガポールのITS通信基盤、次世代ロードプライシング技術に携わる。2015年から慶應義塾大学大学院政策メディア研究科特任准教授を経て、2022年より現職。 国内と海外の双方の視点から次世代モビリティ等の研究開発、および国際標準化に従事。ISO/TC204国際専門家、ITS技術標準化専門委員会委員等、国内外のITS技術・標準化委員等を多数務める。著書に「自動車ビッグデータでビジネスが変わる!プローブカー最前線」(インプレスR&D)、「IoT時代のセキュリティと品質: ダークネットの脅威と脆弱性」(日科技連出版社)など。

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