我が国では、ベンチャー企業等を中心にAIチップを基にした新たなビジネスを創出させる種が多数存在している。その一方で、AIチップ設計には高額なEDAツールやIP、検証装置（エミュレータ等）が必要であり、これらがビジネス化に向けた高いハードルとなっている。産総研と東京大学は、NEDO事業の一環として、ベンチャー企業等におけるAIチップ開発を支援するAIチップ設計拠点の構築を進めている。本講演では、AIチップの開発動向とAIチップ設計拠点について紹介する。