クラウド利用の多様化とデータ主権の在り方を考察
※オンデマンド配信期間9/20(火)10時~9/30(金)17時まで
昨今の情報システムでは、従来の基幹系システムだけでなく、業務用途ではSaaS化も進み、さらにDXを推進するためのシステムなどが新規で生まれています。システム単体としての検討だけでなく、全体としてどのようにクラウドに配置していくかが求められます。海外では既に2019年頃から、クラウドを最優先に検討する「クラウドファースト」から、システムの特性によってクラウドを使い分ける「クラウドスマート」の方針転換が進んでいます。1つのクラウドが銀の弾丸のように、すべてのシステムの課題を解決するわけではなく、移行のためのハードルを踏まえた上で最適な選択をおこない、情報システム群全体でどう最適化すべきかを策定することが求められています。その中でも、クラウドの設置場所及び準拠する法律だけでなく、情報システムの主権の確保は非常に注目されているキーワードです。本セッションの中では、このような様々な要件を踏まえた最適なクラウド選択指針(クラウドスマート)を中心にご紹介します。