• オンデマンド配信あり

SA3-02

11.18(金) 11:15-11:45 | 展示会場内セミナー センターステージA

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テーマ別セミナー

オープンソースじゃないですよ! オープンスタンダート命令セット(ISA)のRISC-Vの真の価値

※本講演のオンデマンド配信期間は【2023年1月23日(月)10:00 ~ 1月30日(月)9:59】と【2月6日(月)10:00 ~ 2月10日(金)17:00】となります。

*本セッションは「展示会参加登録のみ」でセッションに参加いただけます。

 

プロセッサの民主化がオープンスタンダート命令セットRISC-Vによりもたらされました。RISC-Vでは自社アプリケーションに最適なマイクロアーキテクチャ(プロセッサの内部構造)を自由に開発できます。これまでは多少のコンフィグレーションは許されても事実上プロセッサIPベンダお仕着せの固定マイクロアーキテクチャしかありませんでした。元々RISC-V仕様には、ユーザによる追加命令拡張が準備されています。ここに大小のアクセラレータ命令を追加可能です。事実上これまでは高機能なプロセッサIPの導入しか解がなかったところに、新たな選択肢ができました。 自社製品に最適化されたbespokeのプロセッサコアを手にいれましょう。
  • 電子設計 / EDA
Speaker

Codasip GmbH

ジャパン カントリーマネージャー

明石 貴昭

1990年代前半にケイデンス社で日本最初のVerilog-XL FAEとして、ゲートレベル設計からの脱却に貢献したVerilog HDL (IEEE std. 1364-1995)の標準化、そして2000年代前半にシノプシス社でその進化形であるSystemVerilog (IEEE std. 1800-2005)の標準化、検証メソドロジUVMの前進であるVMMのエバンジェリスト、JEITA(旧EIAJ)標準化委員としても活動し、25年以上日本の半導体設計に関わってきました。その後、アプリケーションセキュリティ製品に約5年携わった後、寡占状態であったプロセッサ市場の大変革を見届けるべく、コダシップのチャレンジに参加しました。永く閉ざされていたプロセッサ市場が、RISC-Vのオープンパワーによりビジネスモデル自身も含めて大きく変っていく課程を見届けたいと思う日々です。日本は先進国の中でも一番RISC-Vの認知度が低い国だと思います。皆様、更に乗り遅れないようお気を付け下さい。

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