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YC3-01

6.16(金) 10:30-11:50 | RoomYC

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実経験者が語るゼロトラスト

ゼロトラストはもはや常識なのか、当たり前なのか。高度化する脅威に対抗できる情報システムアーキテクチャとはなにか。 ゼロトラストネットワーク・ゼロトラストアーキテクチャが身近に議論されるに従い、「高度化する脅威に対処するための目指すべき姿」から「既存サービスに落とし込んだ議論」へとシフトしてきています。その際、ゼロトラストを実現する上での最も重要なトラストアンカーを何にすればよいのか。「人のID」なのか「デバイス」なのか「それとも別の何か」なのか。 また、「ベンダから提供されるサービスの導入過程において変質しがちな、本来の目指すべき姿」についても、立ち止まって検討する必要があるでしょう。このほか、「ゼロトラストアーキテクチャの実現および運用を通して見えてきた、新たな課題と対策」についても紹介していきます。 情報システムセキュリティのモダン化、ゼロトラスト環境構築の実体験を交え、理想と現実、そして課題について、本セッションでは掘り下げます。
<要旨>

●ゼロトラスト登場から今日までの紹介 ●トラストアンカーとしてのIDとデバイスの解説 ●ゼロトラスト環境構築後に運用と課題と対策

  • セキュリティ
Speaker

ニューリジェンセキュリティ(株)

CTO 兼 クラウドセキュリティ事業部 部長

仲上 竜太

ニューリジェンセキュリティ株式会社 CTO 兼 クラウドセキュリティ事業部 部長 仲上竜太, CISSP 日本スマートフォンセキュリティ協会 技術部会長 総務省「Web3時代に向けたメタバース等の利活用に関する研究会」構成員 内閣官房「デジタル市場競争会議デジタル市場競争ワーキンググループ」オブザーバー サイバーセキュリティ専門家。 ソフトウェアオフショアベンチャーでの経験を経て、株式会社ラックに入社。 サイバー・グリッド研究所長、ネットエージェント株式会社取締役、デジタル ペンテストサービス部長を経て、現在は野村総合研究所とラックの合弁企業である ニューリジェンセキュリティ株式会社にてCTOを務める。 専門分野は先端技術のセキュリティを考慮した安全な利活用方法の研究で、 現在はゼロトラストセキュリティやメタバースにおけるセキュリティを研究している。

Speaker

セコム(株)

IS研究所 顧問

松本 泰

2001年より、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)PKI相互運用技術WGリーダ。2017年よりJNSA標準化部会副部会長。主にPKI関連や暗号技術関連などの活動により、2007年に経済産業省商務情報政策局長表彰「情報セキュリティ促進部門」受賞 、2023年に情報セキュリティ大学院大学「情報セキュリティ文化賞」受賞。

Speaker

日本マイクロソフト(株)

技術統括室 チーフセキュリティオフィサー

河野 省二

1998年より、セキュリティベンダーにおいて情報セキュリティコンサルティング事業を立ち上げ、セキュリティガバナンスコンサルタントして経営とセキュリティについて多くの企業のアドバイザリーとして貢献。経済産業省情報セキュリティ監査研究会委員として、情報セキュリティ監査制度の立ち上げ、日本セキュリティ監査協会スキル部会副部会長。その他にも情報セキュリティガバナンス研究会、医療情報安全利用に関する研究会、クラウドセキュリティ研究会などに参画し、政府が提供する様々な情報セキュリティガイドラインを策定。

Chair

日本マイクロソフト(株)

業務執行役員 ナショナルテクノロジーオフィサー

田丸 健三郎

1992 年マイクロソフト入社。 米国 Microsoft Corporation(Redmond)にて、主にメッセージングシステム、ディレクトリサービス、及びグローバル分散処理システムの研究開発を担当。 機械学習によるルーティングの最適化、コミュニケーションデータ(自然言語)の分析、モデル化に従事。 その後、アジア地域におけるサーバーアプリケーション製品群の研究開発グループ統括責任者を務めた後、 2009年 10 月より業務執行役員 ナショナルテクノロジーオフィサーに就任後は、エンタープライズ、 クラウドアーキテクチャ、ドキュメントフォーマット、文字コードなどの標準化および機械翻訳などに携わり、 2021年9月からはデジタル庁 プリンシパル ソリューション アーキテクトを兼務。

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