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YD3-03

6.16(金) 14:40-16:00 | RoomYD

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コネクティッドカーが変える未来
〜価値創造とカーボンニュートラル・モビリティ〜

CASE――Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)――をトリガーに、「自動車業界100年に一度の大変革期」と言われるようになってから、数年が経過しました。  すでに多くのクルマがインターネットを介してクラウドと繋がり、「リアルタイムの交通情報サービス」「災害時の通れた道マップ」「凍結路の視える化」「特定の曜日・時間帯・気象条件等で危険度が高まる地点の推定」「運転操作のスコア化」などの、さまざまな価値の創出が始まっています。さらに昨今では、このコネクティッド化の進展を活用し、「グリーンなモビリティ社会を実現しよう」「モビリティをカーボンニュートラルでグリーンなものにしていこう」という取り組みも始まっています。 一方、こうしたコネクティッド技術の課題として、ますます膨大となるデータをリアルタイムで処理することが求められてきています。また総務省においても、『自動運転時代の“次世代のITS通信”研究会』が立ち上がりました。そこで本セッションでは、それらに対応するための「エッジコンピューティング」「負荷分散」「それを支える無線通信技術」などについての議論を通じ、コネクティッドカーの未来を展望します。
<要旨>

●クルマのConnected 技術の最新動向 ●クルマのデータ活用による価値創出の最新動向

  • IT戦略
  • モビリティ
Speaker

トヨタ自動車(株)

コネクティッド先行開発部 主査

大西 亮吉

コネクティッドカーの無線通信・ネットワークの研究開発、及び製品の企画構想を担当。これまで、通信を利用した情報収集・走行支援、マルチモーダル交通計画、グローバル通信基盤などのテーマに取り組む。現在、グリーンなモビリティ社会の実現に向けて、大規模なデータの収集・配信を可能とするネットワーク・コンピューティング基盤の研究開発・規格化に従事する。 Automotive Edge Computing Consortiumにおいてユースケース・要件定義作業班(Working Group 1)の初代座長(2018-2020年)、IEEE Network Magazine 特集号(Connected and Autonomous Vehicles)のゲストエディタ(2023年)などを務める。情報通信技術委員会 功労賞(2018年)。博士(工学)。

Speaker

シスコシステムズ(同)

エンタープライズ事業ビジネスデベロップメントマネージャ

宮本 敦

Ciscoの中長期ビジネスの開拓を担当。日本を代表する企業との新たな協業モデルの構築や、国家的なデジタル化施策を支援するCDA(Country Digital Acceleration)のSmart Mobility領域をリード。 1999年に国内の通信会社に入社し、SEとして法人向けモバイル・IoTソリューションのプリセールスや開発などに従事。電力スマートメーターやコネクティッドカーのグローバル展開など、大規模IoTプロジェクトの推進を担当した後、子会社に出向。当該子会社では、コネクティッドソリューション部門の責任者を務め、自動車会社を顧客にコネクティッドカーの将来通信インフラ構想策定(コンサルティング)やモバイルサービスシステムの開発を主導。 2021年より現職。

Chair

(株)デンソー

研究開発センター 執行幹部 クラウドサービス開発部長

成迫 剛志

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