E82-05

7.28(金) 15:00-16:00 | Room8

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出展社セミナー

データサイエンスとパーソナルデータ

※本講演のオンデマンド配信はございません。

提供関西電子情報産業協同組合(KEIS)

社会や組織が解決すべき課題の多くが,データに裏付けられた証拠に基づく、より確度の高い意思決定を必要とするようになってきている。これはその組織が属する産業分野に依らず普遍的なものと考えられる。20世紀は石油の時代であり21世紀はデータの時代であると言われる。また、データの中でもパーソナルデータは特に有用な資源であり、個人がパーソナルデータを自分の制御下に置きながら個人と社会全体の効用を最大にするようなデータ生態系を構築することは今後の社会における重要な課題である。本講演では、近年、重要性が益々高まっているデータサイエンスが社会に果たす役割について述べるとともに、パーソナルデータの保護と活用に関する最近の状況を説明する。
Speaker

大阪成蹊大学

データサイエンス学部
学部長

吉川 正俊

京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了。京都大学工学博士。京都産業大学、奈良先端科学技術大学院大学、名古屋大学、京都大学で教鞭をとる。その間、南カリフォルニア大学やウォータルー大学に長期滞在し研究を行う。2023年 京都大学名誉教授。 2023年4月から大阪成蹊大学データサイエンス学部の学部長を務める。長年、データベースに関する研究を行い、現在は主にパーソナルデータのプライバシー保護や市場化について研究している。情報処理学会フェロー、電子情報通信学会フェロー、日本データベース学会理事、日本学術会議連携会員、Member of the IEEE ICDE Steering Committee

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