重要インフラや産業システムなどのいわゆるOTにおけるセキュリティ事故が後を絶ちません。そのため、資産可視化と常時監視の重要性が叫ばれ、段階的に①OTネットワークの見える化　②通信の異常を検知する仕組みの導入　③監視体制の構築　を実施することが効果的なセキュリティ対策として提案されています。しかし、中堅・中小の製造業においては、セキュリティ事故がサプライチェーンや業績に影響を与えるにもかかわらず、これらのセキュリティ対策が進んでいないのが実情です。 　本講演では、実際に工場現場においてこれらのセキュリティ対策の取り組みを進めた場合に直面したさまざまな課題、課題解決のためのソリューションについて事例を交えて解説します。