クラウドでは多数のサービスや機能が利用できますが、設定が多すぎて管理しきれず、結果として設定ミスに起因する障害や情報漏洩といった事故が多発しています。本来はユーザーサイドで「あるべき設定 」 を定義して、設定を管理・点検する必要があります。しかし、コスト低減のため少ない人員でシステムを運用していることもあり、多機能なクラウドシステムを人手で把握することは、もはや不可能という状況です。 そこで、「CSPM」と呼ばれるツールを導入して、クラウド設定の点検などを自動化する対策を導入することが急務です。 CSPMと呼ばれる製品は数多くありますが、まずはクラウドベンダーが提供しているCSPMサービスを利用することで、リスクを可視化することが最小限のコストで実現できます。 このセミナーでは、AWSのCSPMサービスであるAWS Security Hubを例に、サービスの利用時の流れや問題のある設定を修正する方法をデモンストレーションを交えて説明します。