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YB2-02

6.13(木) 13:00-14:20 | RoomYB

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Trusted Web(2) 実社会での本格利用に向けて動き始めた分散型IDとデジタルIDウォレット

内閣官房が推進してきたデジタル田園都市国家構想を実現するTrusted Web。その構想を実現するための要素技術の重要な候補であるVerifiable Credentialsに関連する仕様の策定が、W3C、IETFやOpenID Foundation等で進む一方で実際の普及までには距離があるのが現時点における実情です。 本セッションでは、それら技術仕様そのものの解説に加えて、Trusted Webの実証実験において実際にそれら標準仕様を用いてデジタルIDウォレット等の実装を行ってきた事業者と共に、実装のポイントや今後の課題について議論します。
<要旨>

●実証事業者として実装を行った事業者によるユースケースと実装のポイント紹介 ●Verifiable Credentials関連の標準仕様と実装の紹介 ●今後の課題について議論

  • IT戦略
  • デジタル基盤
  • ID
  • Trusted Web
Speaker

(株)DataSign 代表取締役社長 /

Trusted Web推進協議会メンバ

太田 祐一

DMPやMAツールなど企業主体でパーソナルデータを活用するシステムを開発してきたが、個人がコントロールできない不透明な状態でのデータ収集・活用に限界を感じ、データ活用の透明性確保と個人を中心とした公正なデータ流通を実現するため、DataSignを設立。 一般社団法人MyDataJapan 常務理事。 内閣官房 デジタル市場競争本部 Trusted Web推進協議会 委員。 総務省・経産省 情報信託機能の認定スキームの在り方に関する検討会 委員。 総務省 ICTサービスの利用環境の整備に関する研究会 利用者情報に関するワーキンググループ 構成員。

Speaker

大日本印刷(株)ABセンター事業開発ユニット事業開発部 /

Trusted Web推進協議会 実証実験参加事業者

岡本 凜太郎

2017年にDNP入社。DXを軸とした戦略コンサルティングに従事する傍ら、2019年より新規事業開発に携わる。 2020年より分散型IDの事業開発のプロジェクトのリーダーとして、ユースケースの開発、ビジネス・技術検証に取り組む。 デジタル庁「Trusted Web実現に向けたユースケース実証事業」では「共助アプリを横断したトラスト形成エコシステム」が採択され、トラストフレームワークの作成や国際間のWallet Conformance Testを実施。

Speaker

大日本印刷(株)ABセンター
ICT開発ユニット
認証・認識基盤開発部
第3グループ
リーダー /

Trusted Web推進協議会 実証実験参加事業者

高市 真人

ICカードやNFC、BLE、UWB、セキュアエレメントに関わる研究開発に従事。デジタル庁による、「Trusted Web の実現に向けたユースケース実証事業」に「共助アプリを横断したトラスト形成エコシステム」が採択され技術面を担当。 自動車におけるデジタルキーの標準を策定しているCar Connectivity Consortiumメンバー。

Chair

(一社)OpenID ファウンデーション・ジャパン 代表理事 / 伊藤忠テクノソリューションズ(株)みらい研究所 所長 /

Trusted Web推進協議会タスクフォースメンバ

富士榮 尚寛

20年以上に渡りデジタルアイデンティティ分野で活動しており、グローバル規模の認証基盤の導入にかかるコンサルティングやアーキテクトの経験を持つ。2018年よりOpenIDファウンデーションの理事〜代表理事としてOpenID/OAuthをはじめとするデジタルアイデンティティ関連技術の普及啓発に従事している。Trusted Web推進協議会タスクフォースメンバ。OpenID Foundation eKYC&Identity Assurance WG共同議長。慶應義塾大学SFC研究所所員。国立情報学研究所次世代認証連携検討作業部会メンバ。伊藤忠テクノソリューションズ株式会社みらい研究所所長

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